リバプールのアルネ・スロット監督は1-1の引き分けに終わったプレミアリーグ最終節のブレントフォード戦後、「今季を一単語で表現するならば『怪我』と述べる」と語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 昨季は就任1年目でリーグ優勝を果たしたスロット監督。今季も開幕5連勝と好発進を切ったものの、9月下旬から11月下旬にかけて敗戦が続いて優勝争いから離脱した。最終節は一時代を築いたFWモハメド・サラーとDFアンドリュー・ロバートソンのクラブラストマッチになったが、1-1のドローでシーズン終了。5位でなんとかUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権は獲得した。

 スロット監督は欧州CL出場権獲得について、チェルシーやトッテナムなどが欧州カップ戦の出場権を逃したことに触れて、「このリーグではここ数シーズン、ビッグクラブが欧州カップ戦に出場できていない。だから決して当然のことだとは思わない」とコメント。ただ、「我々がそれ以上のものを望んでいたことははっきりとしていて明らかだ」とも話して満足はしなかった。

 それでも「今シーズンは私たちにとって本当に、本当に厳しいシーズンだったから、選手の働きを誇りに思う」と指揮官。シーズン中盤に最終ラインの負傷者が続出したことを筆頭に、1年を通して各ポジションで負傷離脱が相次いだことを指摘し、「今季起きたすべてのことや経験したすべてを考慮すれば今日、欧州CL出場権を獲得できたことを嬉しく思う」と総括した。

 また、報道陣から今季の後悔があるか訊かれると「たくさんある。監督は完璧にはなれないから優勝した年でも同じように答える」と返答した。もっとも「ただ、多くのときは決断や選択をする必要さえなかった。今日の試合は今季初めてベンチにアカデミーの選手が一人もいなかった試合だったからね。これは例外的なことだ」と続けて、怪我人が多く発生する苦しい台所事情だったことを強調し、選手起用は限定的な選択肢だったことを示した。そうしたこともあり、スロット監督は「今季を一単語で表現するならば『怪我』と述べる」と語って今季を締めくくった。