オジー・オズボーンがAIで復活、再びファンとの会話が可能に
オズボーン一家はハイパーリアル(Hyperreal)およびプロト・ホログラム(Proto Hologram)と提携し、AIを搭載した「闇の帝王」を制作した。デジタル・オジーは、再びファンと言葉を交わすことができるようになり、今夏後半には英国と米国のProto Luma端末で利用可能になる予定だ。
「(デジタル・)オジーには何でも質問することができ、彼は本人の声で答えてくれる。しかも、その回答はオジーならこう言っただろうという内容になる」とシャロンは語った。「私たちはこれを世界中に届けるつもりだ。人々は彼に話しかけることができ、彼も応えてくれる」
「本当に恐ろしいほど正確だ」とジャックは言った。「コンピューターが存在する限り、彼はデジタル上で彼自身として存在し続ける。テクノロジーは、ほぼドラッグ&ドロップでできるところまで、実に大きな進歩を遂げた。コマーシャルのテンプレートを撮影して……デジタル・オジーにそのコマーシャルで何をさせたいかを文字通りプロンプトで指示し、ただそれを放り込むだけでいい。今やそれほどシンプルなんだ」
ハイパーリアルのCEOであるレミントン・スコットは本誌に対し、アバターがリアルタイムで作動することを可能にする特許技術を用いてオジーのアバターを制作したと語っている。同社は、アバター制作に必要なデータを集めるために、特許を取得した「デジタルDNA」技術を使用している。「ライブでパフォーマンスを行い、観客に反応し、インタラクティブな環境内に存在することができる」とスコットは言う。「これはループ再生される、事前にレンダリングされたコンテンツではない。オジーに最も近い人々によって厳選され、同意され、管理された、認証済みのソース素材のみから構築された、生きたパフォーマンスなのだ」
プロト・ホログラムの創設者であるデヴィッド・ヌスバウムは、自社とハイパーリアルの双方がAIに関する厳格な倫理を遵守しているため、デジタル・アバターのソースには承認された素材のみを使用するというスコットの発言を改めて認めている。「これほどの地位にあるアーティストと仕事をする責任を、私たちは決して軽く捉えてはいない」と彼は語る。
ハイパーリアルは以前、亡きマーベル・コミックの重鎮スタン・リーのデジタル・アバターを制作しており、2025年のLAコミコンで初公開した。デジタル版リーの動画には、彼がコミコンの参加者と交流し、お気に入りのスーパーヒーローとしてスパイダーマンの素晴らしさを称賛したり、サンドマンの起源を説明したりする姿が映っている。
「シャロンは確かな背景を持ってこれに臨んだ。彼女はこのテクノロジーに何ができるかをすでに目にしていたのだ」とヌスバウムは言う。「彼女はヴァンナイズにあるプロト・ホログラムの本社を訪れ、LAコミコンでマーベルファンとライブで会話を交わしたハイパーリアルによるスタン・リーのアバターを含め、複数のプロジェクトを直接目にした。彼女は自身がホログラムになったことさえある。だから、何も知らない状態でやってきたわけではなかった。コミットする前にその実力を理解していたのだ。それは私たちにとって重要なことだ。なぜなら、納得の上での信頼こそが、持つに値する唯一の信頼だからだ」
