中国・黄山、夜間観光で景勝地に新たな輝き

【新華社合肥4月25日】中国安徽省黄山市黟(い)県の秀里古村では夜になると、魚の形をしたランタン「魚灯」のパレードがにぎやかに行われ、色とりどりの明かりが伝統行事と村の夜景を引き立てる。訪れた観光客は時間をさかのぼったような感覚に包まれながら、奥深い地域文化を体験する。
中国の景勝地では従来の画一的な観光モデルから脱却し、没入感のある体験を通じた満足感を重視するようになりつつある。

国内を代表する景勝地で複数の世界遺産を有する黄山市は、観光活性化の道を探求している。市文化・観光局の担当者によると、今年に入り、唐模古村と秀里古村、斉雲山の無形文化遺産や夜間観光プロジェクトが恒常化され、長い歴史を持つ地域の景観や古村落が輝く夜景の中で新たな活力を得ている。

新たな観光モデルは単なる景勝地のライトアップではなく、黄山市が地域文化を深く掘り起こし、消費トレンドを取り入れながら無形文化遺産の継承や自然景観、そして没入型体験を有機的に結び付けた結果となっている。景勝地の文化的本質と自然の美しさを保ちつつ、観光客が求める体験や満足感を確実に提供することで、写真映えスポットにとどまらない体験の場が生まれている。(記者/陳尚営、杜宇)
























