【夏日】「春の熱中症」今からできる対策は エアコン「したつもり試運転」に注意
福岡県内各地で20日、最高気温が25℃以上の夏日となりました。「春の熱中症」に注意が必要です。
■河津憲二朗フィールドキャスター
「久留米市にやってきました。手元の温度は26.7℃を示していますが、日差しの影響もあって、体感はそれ以上に感じます。」
■街の人
「かなり暑いですね。暑さが身にしみます。」
「去年よりは暑くなるのが早いと思います。(Q.半袖?)長袖だったら暑かったから。」
急な気温上昇で注意が必要なのが「春の熱中症」です。
福岡市消防局によりますと、市内では4月、熱中症や熱中症の疑いで10代と80代の2人が救急搬送されました。
■福岡大学病院 救命救急センター・仲村佳彦センター長
「気温が急に上がってくる時期なので、暑熱順化といって、暑さに体が慣れる前に急激に温度が上昇すると、熱中症が発症しやすい。」
暑さに体が慣れていないため、汗をかきにくく、体の熱がこもりやすく熱中症になる危険が高まるといいます。
今からできる対策は。
■仲村センター長
「普段運動をしない人であれば、20分くらいのウォーキングを始める。今は涼しいですが、温かいお湯に何分か、つかる。暑さに慣れていく体に整えていくのが熱中症に有効だといわれています。」
また、暑さを感じる時は、昼間の時間帯だけでもエアコンを使うことが対策になるといいます。
暑くなると毎日欠かせなくなるエアコンは、今の時期から早めの準備が必要です。
大手空調メーカーのダイキン工業が行った調査では、夏場にエアコンの不具合を経験した人のうち、およそ3割が使い始めてから1週間以内に不具合が発生しているということです。
今の時期に重要なのが「試運転」です。
■ダイキンHVACソリューション九州・岸本龍典さん
Q.正しい試運転の方法はありますか?
「冷房運転の強の状態で、設定温度は一番低め。(機種によりますが)16~18℃にしていただいて、10~30分くらい回していただく形になります。」
ただ、エアコンを試運転した人のおよそ9割が、適切に試運転できていない「したつもり試運転」となっているといいます。
■岸本さん
Q.試運転をしないと、どういうトラブルが起きますか?
「急に夏場、暑い状態で使ってしまうと、異音だったり、壊れてしまった時に修理が数日かかってしまうことが多いので、早めにやっておくことがよいかと思います。」
室外機についても、変な音が出ていないか、本体からの水漏れがないかを、今の時期にチェックしておくことが大切だということです。
気象庁はこの先2週間について、4月下旬の九州北部の最高気温は25℃前後と予想しています。平年を上回る暑さが続くと見られ、早めの対策を心がけましょう。
