駒澤大学の“三冠世代”の門出 佐藤圭汰「本当に来てよかったなと思います」 新たな場所での活躍を誓う
駒澤大学の“三冠世代”が今年3月に卒業。今年の箱根駅伝10区で区間新記録を出した佐藤圭汰選手が新たな場所での活躍を誓いました。
3月23日、駒澤大学陸上競技部の卒部式が行われ、佐藤選手や山川拓馬選手、伊藤蒼唯選手ら大学陸上界を盛り上げた面々が出席。普段の練習着やユニホームとは違いスーツ姿で笑顔の卒業となりました。

今年の箱根駅伝では3区を走った帰山侑大選手は、新主将となる村上響選手と2ショット写真を撮ると、村上選手が「もう、さみしい」とハグ。また佐藤選手は後輩たちへと丁寧にアドバイスを送る様子もありました。
佐藤圭汰の決意「日本記録は全部自分の名前に塗り替えるつもり」
佐藤選手は、今後アメリカを拠点に競技を続行。「やっぱりアメリカに行くからにはそのグローバルの大会、ダイヤモンドリーグとか世界陸上、オリンピックっていうところで、しっかり世界の選手と勝負ができるような結果を残していきたいと思っていますし、記録としても絶対に今ある1500、3000、5000、1万の日本記録は全部自分の名前に塗り替えるつもりで頑張っていきたい」と力強い決意。
駒澤に来られてよかったという質問には、「よかったです」と即答。ケガにも泣いた時間も多かった佐藤選手ですが、「本当に自分の成長につなげられるような、いろんな経験をさせてもらって、出会いとかもありますし、悔いはないです。本当に来てよかったなと思います」と思いを語りました。
▽卒部式での4年生の挨拶の言葉
■伊藤蒼唯
これから富士通で競技を続けますが、富士通といえば伊藤蒼唯だよねって言われるような選手になっていきたいと思います。箱根駅伝6区しか走っていないので、6区をやる選手はぜひ僕のところまでアドバイス来てくれたら嬉しいです
■大和田貴治
4年間を振り返ってみると、成功がなくずっと失敗だったなっていう感じだったんですけれど、でも4年間楽しく、悔いがなくできた。
■帰山侑大
僕は藤田さんがコーチの時代にスカウトに来てくださって、それから藤田さんを慕ってここまで監督を信じてやってきました。もちろん総監督にもたくさんお世話になって、監督やスタッフを信じてやり切ることができた。駒澤大学で自分の夢だった箱根駅伝や大学三大駅伝に出走することができて幸せな時間でした。
■佐藤圭汰
3年目に恥骨をケガしてから何度も何度もケガの繰り返しで苦しい期間が続いた。そういったときに同学年、後輩先輩、監督、総監督など色んな人の支えで走ることができた。自分たちは最後の箱根駅伝で悔しい結果になってしまったので、後輩のみんなには笑って終われるようにこの1年間努力を続けて頑張ってほしい。
■山口真玄
駒澤大学は外発的動機というか、外から受けるエネルギーがすごく多い。色々吸収できることがある。後輩たちはこの4年間のうちにいろんなことを吸収して頑張ってほしい。
■森重清龍
自分は三大駅伝は走れませんでしたが、引退してから、もう走らなくてもいいかってくらい走り抜いた上での走れなかったという結果だったので、自分としては悔しさよりもこの4年間やり切った気持ちが大きいです。
■田中麻生(マネージャー)
人として成長できる機会を本当にありがとうございました。やり切れたかはわからないですが、いまこの場に立てていることが幸せでした。
自分も総監督と一緒で1番じゃないと嫌なので、なんだこのやろうって精神でずっとやっているので、本当にぶつかってほしい。やっぱり負けて悔しいって思ったなら、悔しいと思ったなりの練習をして、それをみている人はいる。そこを貫けば強い駒澤に少しでも貢献できると思います。不甲斐ないキャプテンでしたけれど、みんながついてきてくれたおかげで、悔しい思いはしたけれど、こうやって胸を張って卒業できます。
