森香澄とMEGUMIに立場を奪われ、バラエティ番組も全て降板…衝撃の「上半身ヌード」から8年半、『田中みな実』(39)が迎える正念場
田中みな実が、映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』に出演することが発表された。同作は男性アイドルグループ「WEST.」の重岡大毅が主演を務め、生成AIを題材としたサスペンス作品だ。田中はヒロインではないものの、日本を代表する謎多きトップ女優役を演じる。
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約2年ぶりとなる映画への出演情報は広くネットニュースで報じられたが、田中の名前を久しぶりに見た人も多いのではないだろうか。かつては、ドラマや映画へ立て続けに出演し、女優として地位も築きつつあった田中だが、ここ最近は露出機会が少なくなっている。
今回の映画出演が報じられるまで、今年に入って定期的に田中の仕事を確認できたのは冠ラジオ番組の『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)くらい。CM契約は数社あるが、一時期の大活躍から見ると物足りない。

一時期と比較して仕事ぶりが落ち着いている田中みな実 ©時事通信社
「ぶりっ子キャラ」→「美のカリスマ」へ大変身
1986年11月23日生まれの田中は、青山学院大学出身で2009年にTBSへ入社。『爆報!THEフライデー』、『有吉ジャポン』などバラエティ番組を中心に活躍し、独特な“ぶりっ子キャラ”で人気を得た。
その後、2014年にフリーアナウンサーへ転身すると、宮根誠司や羽鳥慎一を擁する芸能事務所「テイクオフ」に所属。MCを務めた『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)では、ぶりっ子キャラの延長線上で恋愛や人生観を披露しながら「平成あざと女王」として知名度を高めていった。
男性だけでなく女性人気も、田中の躍進を支えた。
2017年9月に女性誌『anan』(マガジンハウス)の表紙で、上半身ヌードかつバストを肘で隠した大胆な“肘ブラポーズ”を披露。田中のバストケアやボディメンテナンス、メイクなどに注目が集まり、“美のカリスマ”として女性ファンが急増していった。
2019年12月に発売した1st写真集『Sincerely yours...』は、惜しげもなくバストやヒップを強調したショットを公開しながら女性の購入者も多かったとされる。発行部数では60万部を突破する大ベストセラーとなった。
こうして女性人気を得た田中は、2020年4月から放送された『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で女優としても脚光を浴びることになる。
人気絶頂で「バラエティ番組を全て降板」
同作は浜崎あゆみの人生を描いたドラマで、田中は右目の眼帯がトレードマークの奇人・姫野礼香を担当。三浦翔平が演じたカリスマプロデューサーにストーカー的な行動をするなど異常な行動が目立つ礼香を演じ、脇役ながら強烈なインパクトを残した。
2020年8月にテイクオフから「フラーム」へ移籍し、女優としての仕事を加速させる。フラームは、戸田恵梨香、有村架純など人気女優が数多く在籍する事務所として有名だ。“女優系”の事務所に移籍したことで、ドラマ『最愛』(TBS系)、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)、『Destiny』(テレビ朝日系)、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)など話題作に次々と出演していった。
女優業へと仕事をシフトさせていく一方で、バラエティ番組の仕事は激減していた。2025年12月7日放送の『日曜日の初耳学』(MBS/TBS系)で、田中は当時バラエティ番組をすべて降板したと明かしている。
女優業をメインとする中でも田中自身はバラエティと両立するつもりだったというが、事務所との話し合いで降板することになったと告白。収入面も含め心配があったが、事務所の方針に従い女優一筋で活動する決意をしたと話した。
2024年ごろまで好調だった田中だが、2025年には仕事が少なくなり、2026年に発表されているのは秋公開の映画だけ。CM出演があるとはいえ、田中の“嫌な予感”が的中してしまった形となっている。
強力なライバルたちの登場で、お株を奪われる
バラエティ番組の降板以外に人気低下の要因として挙げられるのが、ライバルたちの急成長だ。
まず、田中が女優業にシフトしてからも力を入れていた美容関連では、タレントのMEGUMIが急激に影響力を拡大している。
MEGUMIは2023年に発売した美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が50万部を超えるベストセラーになったほか、2024年発売の『心に効く美容』(講談社)もヒット。令和の美のカリスマとしてもてはやされるようになった。
「田中のパチモン」と呼ばれた森香澄も台頭
田中の支持層も取り込むほど美容面でカリスマ的な人気を誇るMEGUMIについて、民放関係者はこう話す。
「MEGUMIさんが支持を集めているのは、紹介する美容法やグッズに庶民的なものが多いから。顔立ちもアイドル系ではなく、親しみやすい女性が多いのでは。反対に田中さんはアイドル的な顔立ち・立ち居振る舞いで、参考にできないと感じる人も多いはず。田中さんはInstagramをはじめ公式のSNSを運用していないので、情報の発信力も弱くMEGUMIさんに押されている形です」
そんなMEGUMIは、プロデュースした『ラブ上等』(Netflix)が大ヒットし、お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまとの熱愛も発覚するなど、常に話題を振りまいている。女優としても、ここ数年で田中より出演本数が多く、今や最大のライバルといえるかも知れない。
MEGUMI以外にも田中の人気を脅かしている存在がいる。元テレビ東京アナウンサーの森香澄だ。女子アナ時代からあざといキャラで売り出し、独立後は次々と人気のバラエティ番組に出演している。2025年に、日経トレンディが発表する「今年の顔」に選出され“令和のあざと女王”と呼ばれるまでにブレイクした。
あざといキャラから頭角を現し、美容仕事→俳優業という田中と似たようなキャリアを構築している森について、前出とは別の民放関係者は次のように話す。
「森さんは、NGなしと言われるほどどんな仕事でもスケジュールが合えば受けてくれる。ドラマの現場でも評判が良く、昨年は毎月のように何かしらの作品に出演していました。田中さんのような話題作は少ないですが、深夜ドラマでも嫌な顔せず出演するので重宝されています。
バラエティ番組でも相変わらず人気で、知名度も高いので今後もドラマのオファーは続くでしょう。以前はテレビ関係者の間で『森さんは田中さんのパチモンだ』と言われていましたが、いまでは肩を並べるくらいの人気なのは間違いない」
田中みな実が参考にすべき「意外過ぎる人物」とは?
ライバルたちの躍進もあり、かつて主戦場としたバラエティ番組への復帰も難しそうで正念場を迎えている田中。このまま人気が低迷して過去の人になってしまうのだろうか。
今後を占う上でヒントになる人物がいる。野際陽子だ。
昭和を代表する女優である野際は、1958年にNHKへ入局した元アナウンサーだ。田中と同じく美人アナとして活躍した後に、1962年3月にNHKを退職してフリーアナウンサーに転身。その後に女優デビューし、1968年に放送したドラマ『キイハンター』(TBS系)で大ブレイクを果たした。以降、数多くの作品に出演して大活躍したことは多くの人が知っているところだ。
キャラこそ違うが、野際と田中は多くの共通点を持っていることがわかる。特に田中は現在女優ほぼ一筋で活動しているわけで、野際が歩んだ道をたどるのが成功への近道になるだろう。
その上でポイントになるのが、『M 愛すべき人がいて』で演じた姫野礼香のように「田中でなければ演じられない役」である。近年の作品ではあまり個性が出ない役が多い。どんな役でも器用に演じられるのは良いことだが、主演を任される人気女優が数多くいる年代で生き残るには個性が求められる。
例えば2024年放送の『Destiny』(テレビ朝日系)で演じた及川カオリもヒントになるだろう。好きな相手と結ばれないとわかると、その登場人物と一緒に自殺しようと車を暴走させるなど、石原さとみ演じる主役を時に押しのけるほどの存在感を示した。田中には、どこか狂気を秘めたキャラが良く似合うのかもしれない。
長く交際が噂されている亀梨和也との関係も注目だ。一時期よりも知名度が下がっている田中にとって、亀梨と結婚となれば大きな話題を集めるはず。生活の安定が仕事に好影響をもらたす女優が多いだけに、田中にとってもメリットはあるだろう。
ちなみに野際も、世界的に活躍した俳優・千葉真一との共演を機に結婚し女優としての格を上げた(のちに離婚)。ここ最近でも田中と同年代の石原さとみや戸田恵梨香、北川景子など結婚後も人気を維持している女優は多くいる。トップスターである亀梨と結婚することでアンチを生み出す可能性もあるが、田中がより活躍する上で重要なピースなのは間違いない。
「バラエティに出なくて何が悪いの?」と言わんばかりの活躍がもっと見たいところだ。
(ゆるま 小林)
