「11歳少年の疑問の死」養父が容疑認めた京都の男児遺棄事件に韓国も衝撃…「世の中にはなぜこんなに悪魔が多いんだ」怒りの声も
京都府南丹市で3月から行方不明になっていた小学5年生の安達結希さん(11)が遺体で見つかった事件で、京都府警は4月16日、死体遺棄容疑で養父の安達優季容疑者(37)を逮捕した。
【写真】「顔つきからして悪魔」小学校で8歳児童を刺殺した韓国の女教師
登校中の失踪から最悪の結末を迎えた悲劇には、「煙のように消えた日本の少年」(ケーブルチャンネル『聯合ニュースTV』)などとして韓国メディアも発生直後から高い関心を寄せていた。ただ今回、犯人が身近な「養父」であったという事実が伝えられると、各媒体も衝撃を持って報じている。
「“登校途中の子どもが失踪した”通報した養父を逮捕…11歳少年の疑問の死に日本衝撃」(一般紙『中央日報』)
「登校中に行方不明となり亡くなった日本の小学生…犯人は新しいパパだった“私がやったことで間違いない”」(一般紙『ソウル新聞』)
「登校中に失踪後、山の中で発見された11歳の日本の小学生…犯人は養父だった」(通信社『ニュース1』)
「日本の小学生失踪、3週間後に遺体発見…養父が“死体遺棄”認める」(ニュース専門チャンネル『YTN』)
韓国メディアの多くは、安達容疑者が結希さんの母親と昨年末に再婚したばかりの「法的養父」であった点に注目している。経済メディア『ファイナンシャルニュース』は「安達容疑者は結希さんの母親と昨年末に再婚して一緒に暮らしており、結希さんの法的な養父だった。家族は結希さんと両親、外祖母、曾祖母など計5人が同じ家に住んでいたことが判明している」と報じた。
「登校途中に煙のように消えた結希さんの失踪には疑問が残った」と伝えたのはケーブルチャンネル『JTBC』。「行方不明から6日でバッグが見つかった場所や靴が見つかった場所、そして3週間で遺体が見つかった場所がすべてバラバラだったからだ。雨が降った後に見つかったバッグはまったく濡れておらず、捜査を妨害しようとして誰かが意図的に置いたのではないかという疑惑も浮上した」と事件の疑問点を並べている。

経済紙『ソウル経済』は初期対応の過程で問題があったと指摘。学校側が当時、結希さんが翌日に欠席するという事実を当日のことと認識したことで確認が遅れ、行方がわからなくなって約4時間後に失踪届が受理された点からも、「初期捜索のゴールデンタイムを逃したという批判が提起されている」としている。
ただ、通信社『NEWSIS』は「容疑者は自ら警察に通報したことが伝えられたが、事件の初期段階から証言の信ぴょう性に疑問が呈されていた」とし、「捜査過程では、家族関係をめぐる状況も注目されている」と続けた。
今回の事件を受け、韓国のネット上でも「お子さんは寂しかったことだろう。最後まで守れなかった大人たちの責任だ」「世の中にはなぜこんなに悪魔が多いんだ」「なぜ子どもにそんなことをするのか」など、養父に対する怒りの声が多く寄せられていた。日本中が結希さんの無事を祈っていただけに、最悪の結果に対する悲しみは韓国にも広がっている。
