[4.13 プレミアリーグ第32節 マンチェスター・U 1-2 リーズ]

 リーズは13日、プレミアリーグ第32節でマンチェスター・ユナイテッドの敵地に乗り込んで2-1で勝利し、降格圏との勝ち点差を6ポイントに広げた。MF田中碧は昨年12月14日以来となるリーグ戦16試合ぶりの先発入りを果たしてセットプレーのキッカーも担当。攻守の切り替えの意識高くプレーするなど中盤でチームを支え、リーズにとってリーグ戦45年ぶりとなる敵地でのマンチェスター・U戦勝利に貢献した。

 開始3分、リーズがDFガブリエル・グズムンドソンのクロスからFWドミニク・カルバート・ルーウィンがゴール前で合わせる決定機をいきなり作った。これはGKセンネ・ラメンスに阻まれたものの直後の前半5分、MFジェイデン・ボーグルが右サイドのスペースに流れてクロスを上げると、ファーへ流れたボールをMFノア・オカフォーが押し込んで幸先良く先制した。

 なおもリーズは前半29分、敵陣ペナルティエリア周辺で両チームのヘディングが続くと、ペナルティエリアから出てきたボールをオカフォーが右足一閃。DFレニー・ヨロをかすめたボールはゴール右に吸い込まれて2点差に広げた。

 前半45分には田中に決定機が訪れた。マンチェスター・Uのビルドアップを敵陣ペナルティエリア手前でインターセプトすると、そのままGKをダブルタッチで華麗に突破。しかしゴールライン手前でDFリサンドロ・マルティネスのカバーリングに遭ってFAカップに続く得点とはならなかった。

 2点差を追いかけるマンチェスター・Uは後半3分、FWベンヤミン・シェシュコが左サイドへのスルーパスに反応して収めると中央へ突破。GKと1対1の状況で放ったシュートはGKカール・ダーロウに当たりながらゴール方向へ向かったものの、DFジェームズ・ジャスティンにクリアされた。

 そうしたなかで後半10分、リサンドロ・マルティネスがFWドミニク・カルバート・ルーウィンと競り合った場面をめぐってVARが介入。リサンドロ・マルティネスはカルバート・ルーウィンが後ろに結んでいる髪を引っ張っていたことが明らかになり、主審は乱暴な行為と判断してレッドカードを提示した。悪質性は低いように見えたものの、プレミアリーグ基準では一発退場に相当。マンチェスター・Uが10人になった。

 それでもマンチェスター・Uは後半24分、セットプレーの流れからMFブルーノ・フェルナンデスが上げたクロスをMFカゼミーロが合わせて1点差に迫った。

 田中は右脚が攣った後半29分に交代。リーズはその後複数の大きなピンチを迎えたが、GKの好セーブやカルバート・ルーウィンのゴールライン上でのヘディングクリアでなんとかリードを保つ。7分間の後半アディショナルタイムも耐え切ってリーグ戦7試合ぶりの勝利を手にした。