TUY

写真拡大

クマ駆除活動中にケガ

12日の午後、山形市の山中でクマの駆除活動にあたっていた60歳の女性が、転倒して動けなくなる事故がありました。女性は助けに入った救助隊とともに山中で一夜を過ごしましたが、13日の早朝、ヘリコプターによって救助されました。

女性が動けなくなったのは、山形市上宝沢の山中です。警察と消防によりますと、12日の午後1時ごろ、仲間とともにクマの駆除にあたっていた山形市和合町一丁目の団体職員の女性(60)が、作業中に転倒し動けなくなりました。

女性は猟友会のメンバーとみられ、当時は7人のグループで猟銃を所持して活動していましたが、この転倒で右腕や骨盤付近を負傷し、自力での歩行が困難になったということです。

山中で動けず、ビバーク

同行していた仲間からの通報を受け、消防の救助隊が現場に駆けつけ下山を開始しましたが、途中で日没を迎えたため山中でのビバークし、女性と救助隊は現場付近で一夜を明かしました。

そしてきょう13日、救助活動は日の出とともに再開されました。午前6時半ごろ、県の消防防災ヘリコプター「もがみ」が現場上空に到着し、女性を救助したということです。

同じような事案の想定が必要か

現場は、蔵王ダム管理事務所から南西に約700メートルほど離れた山林だということです。当時、実際にクマが駆除されたのかなど、詳しい状況についてはわかっていません。

クマの活動活発化で猟友会の活動はより必要なものになっています。今回は大事に至りませんでしたが、今後駆除活動は頻繁に行われるとみられ、同じような事案が起きないよう細心の注意を払うとともに、サポート体制についてもさらなる充実が求められます。