信州が舞台の「名探偵コナン」公開から1年 「列車を見て感極まって涙するファンも…」 あの聖地は今…【長野】
長野県が舞台の劇場版「名探偵コナン隻眼の残像」の公開から1年です。映画を機に県内を訪れたファンも多く、知名度が急上昇したあの聖地を改めて巡礼しました。
去年4月に公開された劇場版「名探偵コナン隻眼の残像」。長野県を舞台に雪崩事故がきっかけとなった事件の謎に迫るというストーリーです。
作中に登場し強い印象を残した直径45メートルのパラボラアンテナ。世界で二番目の大きさというこの電波望遠鏡が設置されているのが、南佐久郡南牧村にある野辺山宇宙電波観測所です。
「お久しぶりです。所長の西村です。」
待っていたのは名探偵コナン?
ではなく所長の西村淳さんです。
観測所は作中で重要な役割を担いました。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所 西村淳所長
「こちら、映画が去年の4月に公開されましたけど…そのあとですね急にここがこの観測所の1番の観光名所になってしまいまして…こちらの看板です。」
施設の入り口付近で携帯電話の使用禁止を伝える看板ですが…
「コナン君もここら辺に立って、こういう感じでですね。電話をするシーンが…ここまで言っていいのかな」
重要なシーンが描かれ、多くのファンが聖地巡礼で訪れた観測所。映画が上映された昨年度の来場者は約16万6000人。前の年度の実に3.5倍となり、44年の歴史の中で歴代1位を記録しました。
一方、長野県警のキャラクターが活躍したことなどもあり、こちらも“聖地”となった長野県庁。去年は1階県民ホールには「名探偵コナン」の装飾が施され、去年4月から9月までの半年間で約12万人が訪れました。
野辺山の観測所では天文に詳しくない人でも楽しめるよう、映画の公開をきっかけに新たなガイドツアーを設けたほか、近年は使われていなかったものの映画に登場したことをきっかけに、アンテナを運ぶための列車を稼働させました。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所 西村淳所長
「なぜかこの列車をみて感極まって涙される女性も多くてですね…非常に驚いておりますね。」
千葉県から・母
「一年前でしたっけ?5月のゴールデンウイークに来たんですが、すごい人でした。」
小学6年生・娘
「すごく大きいと思った。」
コナン映画をきっかけに多くの人に知られることとなった観測所。今後の願いを西村さんに尋ねると…
国立天文台野辺山宇宙電波観測所 西村淳所長
「今年はですね。せっかく皆さんに知っていただいたので今年はより詳しくなっていただけると、うれしいなと思っています。そういうイベントもできたらと考えているところです。」

