「ファッションやメイクには気をつかっているのに、なんだか老けて見える…」。そのお悩み、じつは「姿勢」が原因かもしれません。正しい姿勢を心がけるだけで、見た目も心も明るくなり、一気に若々しい印象に。今回、正しい立ち方・歩き方についてダイエットトレーナーの小山圭介さんに教えてもらいました。

正しい姿勢で歩くと若見え&心も前向きに

「更年期にさしかかる大人世代。女性ホルモンの変化に加え、社会的・家庭的な責任が増えることのストレスで自律神経のバランスが乱れがちです。その結果、代謝が落ち、食欲が増して、やせにくくなるのです」と大人のボディメイクに詳しい小山圭介さん。

【写真】手の位置でわかる、巻き肩&猫背の人の「立ち方」

諦めモードになる前に注目したいのが、立つ・歩くといった日常動作。

「正しい姿勢で行うだけで、若々しく、やせ見えするように。さらに、コリや痛みなど不調も緩和され、毎日を前向きに過ごせるようになりますよ」(小山さん、以下同)

●こんな人は正しく歩けていないかも?

小山さんによると、次の5つにあてはまるもの人は正しく歩けていない可能性があるそう。

・首&肩コリしやすい

・気づくと猫背

・靴ずれしやすい

・脚の太さが気になる

・つい足を組んでしまう

腕を振ってまずは姿勢をチェック!

正しい姿勢をキープするために、まずは現状の姿勢をチェックしてみましょう。

脚を開いて立ち、でんでん太鼓のように腕を左右に7〜8回振ったら、肩の力を抜いて自然に腕が止まるのを待ちます。このときの手の位置は?

●NG:手が前にくる

手が太ももの前にきたら、巻き肩&猫背の可能性が。体幹が弱くおなかもぽっこりしがち。

●OK:手が横にくる

手が太ももの脇にきた人は、いい姿勢が保てています。常にピンとした姿勢を意識しましょう。

毎日意識したい基本の歩き方

姿勢を正して歩くと体幹が鍛えられ、おなかが引っ込みます。1.2倍の速度と歩幅を意識すると自然と胸が開き、スタイルがよくなる好循環が発生。

●歩く前のウォーミングアップ

脚を開いて立ち、両腕を組んで頭上にできるだけ高く伸ばし、10〜20秒キープ。みぞおちの位置が上がって胸が開き、いい姿勢で歩けるように。

●1:肩が内側に入らないように胸を開く

左右の脚に均等に力を入れて立つ。耳からまっすぐ下りた位置に肩がくるよう肩を後ろに引き、胸を開く。

●2:脚のつけ根から脚を踏み出す

ひざを曲げず、つけ根から脚を踏み出してかかとから着地。重心が下がらないよう胸を引き上げましょう。

●3:母指球(ぼしきゅう)を意識して蹴り出す

踏み出した脚の方に自然に体重移動。後ろ足の母指球(親指のつけ根のふくらみ)を意識して蹴り出す。

●正面から見ると…

おなかの力が抜けると脚が外側重心になるので注意。一本の線の左右に足を置くイメージでまっすぐ歩く。

座るときも!ひと工夫で美姿勢をキープ

座るときも姿勢を崩さないようにすると、立つ・歩くの動作がラクに。おなかも引き締まります。

●基本の座り方:左右均等にお尻をのせる

左右のお尻に均等に体重をのせ、ひざ・股関節を90度に曲げ、背もたれを使わず、背筋を伸ばして座る。両ひざをつけると体幹が強化。

左右に揺らしてセンターキープ。最初に腰を左右に7〜8回振ると骨盤の位置がセンターにリセット。左右均等に力を入れて座れる。

●くつろぎたいときは…

背もたれに寄りかかりたいときは、手のひらをはさむと背骨本来のカーブが維持されて、姿勢が崩れにくい。

●デスクワーク:猫背にならないように作業

前かがみになると背中が丸まる原因に。パソコンは体に近づけて画面を上に向け、脇を締めてひじを体側につけると猫背になりにくい。

●スマホを見るとき:“考える人”ポーズで頭を下げすぎない

下を向くと背中が丸まるので、できるだけ目線の高さで持ちます。スマホを持つ手のひじを逆手でホールドする「考える人」ポーズもおすすめ。