【全国高校選抜ラグビー】桐蔭学園は連覇ならず…藤原監督「苦しみが足りなかった」初黒星を成長の糧に
◇全国高校選抜ラグビー大会決勝 桐蔭学園 22―33 東福岡(2026年3月31日 埼玉・熊谷ラグビー場)
決勝が行われ、昨年優勝の桐蔭学園(神奈川)は同3位の東福岡に22―33(前半17―28)で敗れた。
桐蔭学園は東福岡に先制トライを与えて0―7で迎えた前半4分、LO原品瑞帆(1年)が1メートル97の長身を生かしたキックチャージからトライゾーンで抑えて同点に。同7分、敵陣22メートル以内でペナルティーを獲得するとSO瀬戸功大(2年)がペナルティーゴール(PG)成功させて勝ち越した。同9分には逆転トライを決められたが、同13分にSH金野悠生(2年)が相手のパスをカットしてターンオーーバーから一気に走り込んで再び逆転した。その後トライを2本与えて17―28に。後半2分にはSH金野からパスを受けたWTB大久保志哉(2年)がトライを決めて6点差に迫った。しかし後半28分にラインアウトモールからトライを決められ、11点差で敗れた。
前半は何度もリードが入れ替わる接戦。藤原秀之監督(58)は「後半の作り方に課題が残った。3本目(後半2分)のトライに(勝利への)ヒントがあったけどそこに選手たちが気付けていなかった」と敗因を挙げた。4連覇が懸かる花園までは9カ月あり、伸びしろも十分にある。前半4分にはLO原品がキックチャージからトライ。中学3年からラグビーを始めたという身長1メートル97の大器に対し、指揮官は「ほぼ素人から1年でここまで来た。あと半年やればものになる」と期待を込めた。
現在の2年生が入学して以降は冬、春、冬と全ての全国大会を制しており、全国での敗戦は今回が初めて。藤原監督は「そういう意味では苦しみが足りなかった。これをどう克服していくか」と冬へ向けた成長の糧とすることを期した。
