スポニチ

写真拡大

 昨年12月に死去した尾崎将司さんが主宰していたジャンボ尾崎ゴルフアカデミーが、3月31日をもって閉校されることになった。同アカデミーを運営する株式会社ジャンガーの宮下修氏が28日、YouTubeの公式チャンネルで発表した。

 宮下氏は長年、ジャンボさんのマネジャーを務め、同社の代表取締役として17年に開校した同アカデミーの運営に携わってきた。

 今回の結論に至った理由について「続けていくべきなのか、いったんお休みするべきなのか、それともやめるべきなのか。3カ月いろいろ考え続けてきましたが、やっぱりジャンボさんなくしてジュニアたちを抱えて責任を持って指導していけるのかと言われると、厳しいんじゃないかというのが私の結論です。ジュニアに対しても保護者の方に対しても責任が持てないというのは一番やってはいけないこと」と説明した。

 同アカデミーはジャンボさんの卓越した指導力と、千葉県内の自宅に併設された充実した練習環境でゴルフ界に大きな足跡を残してきた。海外メジャーのシェブロン選手権優勝の西郷真央は1期生。昨季の国内ツアーの年間女王・佐久間朱莉も門下生で、さらにはアカデミーの開校前から指導を受けている原英莉花や全米女子オープン覇者の笹生優花もジャンボ邸に通い目覚ましい実績を挙げた。

 昨年、8期生を受け入れたが、3月で丸1年となることから「ちょうど1年なんですね。契約というのもありますので、アカデミー生には前もって通達しておりますが、26年3月31日をもって、いったんここで終了させていただきたいと思います」と話した。

 ジャンボさんの長男・智春氏は2月に「ジュニア育成は親父が一生懸命頑張っていた。“今後どうするんだ”と言われたので“親父が愛した練習場、アカデミーを続けていきたい”と言ったら、凄くうれしそうな顔をしていた。何とか(ジャンボさんを)満足させるように今後は僕が努力するつもり」と話していたが、同時に運営資金の問題などの悩みも口にしていた。

 今後について宮下氏は「できれば続けてほしいという声もありますけど、今まではジャンボさんがいたから何でもできたことなんです。でも、これをジャンボさん抜きでやらなきゃいけないとなると、もっともっといろんな人の協力が必要。その準備期間というんですかね、いろいろ準備していかなきゃ、つなげていけないと思っています。いったんゴルフアカデミーの方は中断させていただきます。また違う形で何とか、継続ではないんですけど、新たに再出発できればいいなという目標を立てながら、お休みさせていただきたい」と一度立ち止まって方向性を決める考えを示した。

 また、練習施設を併設している千葉のジャンボ邸についても「一応まだありますので、いかに守るのか、今後どうしていくのかというのを考えながら進んでいきたいと思っています」と話していた。