中国国防部の蔣斌報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京3月18日】中国国防部の蔣斌(しょう・ひん)報道官は18日、記者を乗せて黄岩島付近をパトロールしていたフィリピン沿岸警備隊の偵察機が7日に中国艦に無線で追い払われたとの報道に関し、中国が自国の管轄海域で正常な権益保護と法執行活動を行うのは当然だと指摘した。

 また、フィリピン沿岸警備隊が南中国海でのパトロールを強化し、国民への情報発信を拡大し、透明性を継続的に向上させると表明したことについては、フィリピンのいわゆる「透明性」は自作自演の茶番劇にすぎないと強調した。

 蔣氏は次のように述べた。中国は黄岩島を含む南中国海諸島と付近の海域に争う余地のない主権があり、関係海域に主権的権利と管轄権を持つ。中国が自国の管轄海域で権利擁護・法執行活動を行うのは当然であり、フィリピン沿岸警備隊の権利侵害や挑発に対する中国の対応は専門的かつ自制的、合理的かつ合法的である。パトロールの名を借りて記者を帯同し、動画を撮影し、故意に挑発して騒ぎを起こし、メディアを通じて「被害者」像を大々的に喧伝するのはフィリピンのお決まりの筋書きだ。フィリピンのいわゆる「透明性」「暴露」で世界が目にするのは真実でなく、自作自演の茶番劇に過ぎない。

 われわれはフィリピンに厳正に告げる。映像をどのように編集しようと、うそをでっち上げようと、黄岩島など南中国海の島や岩礁の主権の帰属は変わらず、法に基づき権益を守る中国の断固たる決意を揺るがすこともできない。あらゆる権益侵害・挑発行為に対し、われわれは引き続き効果的な措置を講じて対応していく。