昨季チームトップの14ゴールをマークしたL・バルセロス。今季もゴールを量産中。(C)SOCCER DIGEST

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[J2&J3百年構想リーグWEST-A第5節]金沢 0−4 徳島/3月8日/金沢ゴーゴーカレースタジアム

 徳島の主砲、ルーカス・バルセロスが金沢戦でもゴール。これで百年構想リーグ開幕から5戦連発と、圧巻の決定力を見せつけている。

 2月に娘が生まれ、パパとなった徳島のエースは、開幕の奈良戦(〇6−0)こそ56分からの途中出場となったが、65分に今季初ゴールを奪うと、続く新潟戦(〇4−0)以降は先発出場。富山戦(●1−3)、愛媛戦(〇1−0)と毎試合得点を記録している。

 5節の金沢戦でも、前半終了間際に宮崎純真の折り返しの流れから先制点を奪った。

 L・バルセロスは金沢戦のゴールについて以下のようにコメントした。

「ボール回しを見て、(宮崎)純真に何回か『真ん中を見てくれ』と言っていました。ボールが純真に渡った時に中央に入って、純真も僕に合わせてくれました。手前でバウンドしてしまったのですが、上手く対応してヘディングで決めることができました。毎試合毎試合、チームの勝利に貢献するために、ゴールを決めるためにやっています」

 本当はシュートを打つつもりでボールに向かったものの、イレギュラーなバウンドミートできず。それでも咄嗟の反応で見事にヘディングで押し込んだ。
 
 昨季に韓国の大邱から徳島へ加入したブラジリアンは、当時は守備を重視していたチーム事情もあってか、開幕当初は短い時間の出場にとどまっていた。

 それでも持ち前の決定力を発揮し、徐々に得点数を増やすと、15節の山口戦以降、チームの主力に定着。守備に奔走しながらも、持ち前のシュート力やスピードを活かす術を身に付けていった。

「僕も個人的な成長も感じている。攻撃だけじゃなくて守備にも貢献できてるところは感じていて、こうやってさらに成長できたら」

 以前から不得手ではなかったという守備で「プレスバックのところとか、ボールを奪うところとか、(奪ったボールを)処理するところ、そういった点が僕にとって成長した部分」だという。

 L・バルセロスの攻守での隙の無さや、成長力が今季の大爆発へつながる要因かもしれない。

 5戦連続得点でクラブレコードを塗り替えたエースは、J2記録の7戦連続得点をも視界に捉えている。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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