事故のイメージ[画像:PIXTA]

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白い乗用車がバリケードに激突し乗り上げ

 NEXCO中日本 金沢支社は2026年2月4日、公式SNSを更新。
 
 高速道路の工事規制区間で発生した乗用車単独衝突事故の動画を公開しました。一体何が起きたのでしょうか。

 動画は7本の映像で構成された「事故のまとめ動画」となっています。このうち、3本目の動画は、対面通行となっている高速道路の本線を映した道路カメラの映像です。

【動画】「えっ…」 これが白いセダンの「バリケード衝突事故」の瞬間です!

 路線を含めてどこの区間なのかは不明ですが、本来は4車線ある区間で、上下線のどちらかが通行止めとなっており、暫定的に対面通行規制が行われている様子です。

 通常は片側2車線であるためか、中央分離帯はなく、代わりに赤白の可搬型バリケードがずらりと設置され、上下線を区切る分離帯としています。

 工事規制とはいえ、日中時間で非常に明るく、しかも線形もよいため、あまり事故が起こりそうな路線とはいえません。

 しかし映像開始直後、カメラ右手から走行してきた白い乗用車(セダン)に異変が生じます。

 そのまま真っすぐ走ると思いきや、画面中央を過ぎたあたりで急にハンドルを切ったようです。寝ていたのでしょうか。それとも乗用車が新しかったことから、先進運転支援システムの類を過信していたのでしょうか。

 バリケード側に寄っていき、そのまま衝突。複数個のバリケードを破壊し、バリケード内に注入された水を激しく撒き散らしながら、乗り上げてそのまま進みます。

 このとき、白い乗用車の後ろにはピンク色の軽ワゴンが接近。さらに対向車線には大型トラックが接近してきました。

 ピンクの軽ワゴンは急ブレーキ。大型トラックも強めのブレーキを踏み、完全に停止。バリケードも上下線をまたいで散乱し、通行できなくなってしまいました。

 乗用車がどのような理由でハンドルを切ったのかは不明ですが、ドライバーが全く運転に集中していないかったことがうかがえます。

 今回はバリケードに激突し、自車とバリケードを破壊するだけで済みましたが、もし軽ワゴンがすぐ後ろを走行していたら、あるいは大型トラックの通過がもう少し早かったら、少なくとも3台を巻き込む多重事故になっていました。

 動画とともにNEXCO中日本 金沢支社は、「高速道路のリニューアル工事が進捗する一方で、工事規制内への進入事故が増加しています。

 過去5年間で工事規制内の作業員が被災し、死亡した事故が4件発生しています。運転支援機能を過信せず、運転に集中していただき、安全な通行をお願いします」と警鐘を鳴らしています。