Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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リニア新幹線の工事を巡り、大井川の水資源に影響が出た場合の補償に関する文書を、あさって24日、静岡県とJR東海が締結する方向で調整していることが 関係者への取材で分かりました。

静岡県とJR東海はリニア新幹線を巡り工事の影響や対策について協議を続けています。両者は”対話を必要する項目”として、大井川の「水問題」をはじめ環境への影響や、工事で出る「トンネル発生土」など合わせて28項目で議論が行われてきました。

21日、静岡県庁で開かれた県の専門部会では、JR東海から現地調査を踏まえた水生生物への影響予測などが示され、新たに「生物多様性」の分野で3項目が「対話完了」となりました。これで、28項目のうち16項目が”対話完了”となったことについて平木副知事は。

(平木副知事)
「県としては28項目があるが、生物多様性は17あるが、今回初めて半分を超えました。ピークは越えたと思います」

一方、2025年6月にすべての項目で対話完了となった”大井川の水問題”に大きな動きも。関係者によると、あさって24日、鈴木知事とJR東海の丹羽社長が、工事により「大井川の水資源に影響が出た場会の補償」について、文書を締結する方向で調整していることが分かりました。

水資源の補償について、これまで鈴木知事は、「請求の期限や限度を定めないこと」や「立証の責任はJR東海が負うこと」などを”県の考え方”として示しています。長い間、大井川流域などから懸念する声が上がっていた“水問題”ですが、合意が交わされれば大きな区切りを迎えることになります。