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カレーライスがいま「高嶺の花」になっています。最新の調査で1食あたりの費用が、過去最高値を更新したことが分かりました。なぜ、ここまで高くなっているのか。その背景を取材しました。

【写真を見る】「第二次カレーショック」1食365円、過去最高値を更新 「もう諦めている」国民食を直撃する“値上げの常態化”

1食365円「過去最高値」を更新

カレー1食を作るのに必要な食材や水道光熱費から算出する「カレーライス物価指数」。帝国データバンクの独自試算によりますと、去年11月の平均費用は365円。前の年から45円上がり、過去最高値を更新しました。

タイプ別にみると、
・ビーフカレー: 472円(55円上昇)
・ポークカレー: 285円(39円上昇)
・チキンカレー: 226円(36円上昇)
軒並み値上がりしています。

「第二次カレーショック」

帝国データバンク大分支店 吉元栄治調査課長:
「2025年5月にかけて大幅な上昇が続いたタイミングがあり、我々は『第一次カレーショック』と呼んでいますが、それに続く『第二次カレーショック』と言えるような上昇の傾向が続いていると考えています」

スーパーの買い物客からは、悲痛な声が聞かれました。

買い物客:
「1食平均365円…そんなにするんですか?最近作っていないのは、そのせいかもしれない」「ジャガイモも玉ねぎも肉も高いから、1回作るのに2000円くらいかかります」「もう仕方ない、諦めている。どうしようもない」

コメの価格が指数を押し上げ

去年から高止まりが続くコメが指数を押し上げたほか、肉や野菜、カレールーも軒並み高騰したことが要因で、今後も高値で推移する見通しです。

帝国データバンク大分支店 吉元栄治調査課長:
「コメの価格も現時点で下がるという見通しがなく、野菜も高止まり傾向が続いています。これらに加え、飲食料品全般的に値上げの傾向が続くと見込みです」

2026年は「値上げ常態化」の年に

飲食料品全般は去年、2年ぶりに2万品目以上が値上げされましたが、その傾向は今年も続くとみられています。

帝国データバンク大分支店 吉元栄治調査課長:
「昨年のような値上げラッシュという月は少ないとは思いますが、毎月1000品目程度の値上げが続くでしょう。2026年は、値上げの常態化がより顕著になる一年と思います」

帝国データバンクによりますと、4月までに飲食料品3593品目の値上げが予定されていて、今年も家計のやりくりに頭を悩ませる日々が続きそうです。