Image: Raymond Wong / Gizmodo US

iPhoneユーザーが多い日本なので、イヤホンもAirPodsを使っている人が多いような。なんとなくAirPodsという人は、AirPodsってそこそこいいお値段ですし、イヤホンの種類はたくさんあるので、AirPodsじゃないアイテムに目を向けてみてもいいかも。

米GizmodoがSoundpeats(サウンドピーツ)Air5 Pro+をレビューして、AirPods代替品としてお勧めしています。

ANC搭載AirPods 4は2万9800円。AirPods Pro 3だと3万9800円。Soundpeats Air5 Pro+は日本公式サイトで1万5380円。以下、レビューです。

AirPod Pro 3はいい。そりゃもう間違いなくいいです。Appleエコシステムなので、iPhoneユーザーなら連携もラクちんだし、翻訳機能や心拍モニターなど、時代に合った機能もあります。ミニマルなデザインで音もいいです…でも、みんながみんなプレミアモデルが必要なわけじゃなくない? イヤホン=音が良ければいいという人なら、AirPodsじゃなくてもよくない?

今回レビューしたSoundpeats Air5 Pro+、AirPods代替イヤホンとしてとてもいいなと思いました。

イヤホンに求めるもの

昨今、世界には星の数ほどワイヤレスイヤホンが存在しており、どれを買うかは当然自分次第。自分がイヤホンで何をしたいのか、何を求めているのかがイヤホン選びの要となります。

ポッドキャストを聴く程度? 翻訳機能が欲しい? ゲームで使う? ランニングの相棒が欲しい? 目的はたくさんありますが、最も多くの人が求める最大の目的はやはり音楽を聴くこと。できればいい音で聴くこと。となれば、Soundpeats Air5 Pro+はAirPodsほど大枚を叩かずとも、いい音を届けてくれますよ?

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

Air5 Pro+を耳にはめて最初に思うこと、それは装着感のよさ!

イヤホンのフィット感には結構うるさい方だと自負していますが、これはいい。イヤーチップが細めで肌あたりがいいので、奥までしっかりフィットする感じ。落ちるかもという不安はありません。フィット感には個人差がありますが、少なくとも僕の耳にはかなりいい!イヤーチップはS/M/Lの3サイズあり。

MEMSドライバーを採用

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

装着感の次は音。音が大きくクリアです。搭載されているのは、10mmダイナミックドライバーとxMEMS社製MEMSドライバー「Cowell」。この音のクリアさは、xMEMSドライバーによるところが大きいかと!

MEMSドライバーは、一般的な磁石とコイルではなく、シリコンの膜を使うことで非常に振動が速く、よりディテールのあるサウンドを提供できます。Air5 Pro+を使うと、このドライバーの良さもよくわかります。

サウンドステージは空間に幅があり、それぞれの音域がしっかり区別され、音と音の間に余裕を感じます。音のクリアさは音楽ジャンルは問わず、何を聴いてもよし。個人的には楽器が多く使われている昔の曲が特にいいと感じました(ニール・ヤングの「Old Man」とか。バンジョーの音はあるべき左に、アコギは右に、ピアノが中心にあり、空間全体が聴こえる感じ)。Spotifyのロスレス設定でも聴いてみましたが、ロスレスでもいいと感じるほど。

サウンドクオリティは高いのですが、中でも特筆すべきは低音。10mmドライバーが低音重視なのか、Soundpeatsの中の人が低音マニアなのか、とにかく低音が非常にいい。やりすぎ感のないクリアかつ明確な低音。もうね、好き。

音にも好みがありますが、Air5 Pro+は箱から出したデフォルトの状態で、多くの人に、多くのジャンルの曲で満足してもらえると思います。特に音の再現忠実度に重きを置く人には試してほしい。130ドルでここまでか!って驚くはず。比較的価格の近い(200ドル以下)OnePlus Buds 4やNothing Ear 3には圧勝です。

音以外は?

音だけで言えば価格以上。これだけで決めてもいいとすら思います。

が、昨今のイヤホンって多機能なのでね。まず、昨今スタンダードとなっているANC=アクティブノイキャン機能。NYの地下鉄で使用してみましたが、音量6割程度で地下鉄の音はほぼブロックできました。フィット感のよさ(パッシブノイキャン)なのか、Soundpeatsのアルゴリズムなのか、ANC性能は平均以上。ANCだけなら、QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)を推しますが、価格が倍上なので横並び比較にはなりませんね。

Soundpeatsのアプリで、ANC以外のあれこれ機能(ANC/外音取り込みモード、イコライザー、レイテンシーを低減させるゲームモードなど)を調整・設定可能。同じくSoundpeatsのクリップ型イヤホンClip1でレビューしたのと同じ使い勝手でした。ヒアリングテストをして使うアダプティブイコライザーもあり(個人的にはデフォ状態とあまり差は感じませんでした)。ただ、音再現忠実性を重視するなら、ヒアリングテストのあるイヤホンが望ましいかな。珍しいのはホワイトノイズを聴く機能かな。

操作性はよくあるタイプ。タッチコントロールでの再生・停止、ANCオン・オフ、曲送りなど。タップしてから反映されるまで若干遅れを感じましたが許容範囲。

マイナス点は?

高評価ですが、マイナス点を挙げるとすれば2つ。見た目とバッテリーです。

Clip1でも感じたのですが、個人的にはSoundpeatsのデザインが好みじゃない…。好みは人それぞれですけどね。あとはバッテリー持ち、この項目だけ明確に平均以下なんです。ANCなしで6時間なので、ありなら5時間くらいなのでしょうか。悪いとは言いませんが、今はANCありで6〜7時間のイヤホンが多いので残念ですね。充電ケースは24時間ですが、これも他社では30時間クラスも多いので平均以下かな。

買い替え時には検討してみてほしい

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

音よし、ANCよし、価格よし。見た目(個人の感想)とバッテリーはちょっと残念。

すでにAirPodsやPixel Budsを使っていて、何も困っていないならわざわざ買い換えるまでも、買い替えを勧めるまでもありません。しかし、今使っているもの以外にどんな選択肢があるかな?と思ったら、ぜひ検討してみてほしいアイテムです。特にxMEMSのドライバーを採用した音は聴いてみてほしい!

いいところ:音がとてもい、自然な低音、平均点以上はあるANC、多機能

残念なところ:見た目がチープ、バッテリー性能もう少し上げてほしかった

SOUNDPEATS(サウンドピーツ) Air5 Pro Plus
12,303円
Amazonで見る
PR