[11.6 ECLリーグフェーズ第3節 クリスタル・パレス 3-1 AZ]

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は6日、リーグフェーズ第3節を行い、MF鎌田大地所属のクリスタル・パレス(イングランド)がDF毎熊晟矢所属のAZ(オランダ)を3-1で破った。11月シリーズの日本代表に選出されていた鎌田はプレミアリーグ前節で負傷交代していたが、後半19分からの出場で元気な姿をアピール。一方、毎熊は負傷のため今季の公式戦出場がなく、この日もメンバー外だった。

 試合は昨季のFA杯制覇によって欧州カップ戦初出場を果たしたクリスタル・パレスが立ち上がりから攻め立てた。まずは前半13分、FWジェレミ・ピノのスルーパスにFWイスマイラ・サールが抜け出すと、ペナルティボックス内左でGKロメヤイデン・オウスオドゥロと接触して転倒。PKを獲得した。だが、FWジャン・フィリップ・マテタの右を狙ったシュートはオウスオドゥロがスーパーセーブ。試合の均衡は保たれた。

 ところが前半22分、クリスタル・パレスは右サイドからのMFジェフェルソン・レルマのロングスローを起点に波状攻撃を仕掛けると、相手のクリアをDFタイリック・ミッチェルがゴール前に押し返し、DFマーク・グエヒがヘディングパス。これを受けたDFマクサンス・ラクロワがゴールに突き刺すと、その場ではオフサイドの判定を下されたが、VARが介入した結果、ゴールが認められた。

 なおも迫るクリスタル・パレスは前半アディショナルタイム3分、敵陣左サイドからピノがボックス内右にFKを蹴り込み、レルマがヘディングで立て続けに折り返すと、ラクロワのヘディングシュートはミートしなかったが、こぼれ球をサールが押し込み、セットプレー起点での2ゴールで2-0とした。

 対するAZは後半9分、MFキース・スミットが中央を打開し、ボックス内右へのスルーパスにFWトロイ・パロットが抜け出すと、折り返しのパスが相手の中途半端なクリアを誘い、これを拾ったスミットがダイレクトでラストパス。ボックス内で巧みにターンしたMFスベン・マイナンスが強烈な左足シュートを突き刺し、1点を返した。

 それでも後半12分、クリスタル・パレスは中盤でこぼれ球を拾ったマテタが中央をスルーパスで通すと、これに反応したサールがGKとの1対1を迎え、冷静にシュートを流し込んで3-1。サールは2ゴールの大活躍となった。

 そしてクリスタル・パレスは後半19分、サールとMFウィル・ヒューズに代わって鎌田とMFアダム・ウォートンを投入。鎌田は左シャドーのポジションに入った。1日のプレミアリーグ前節ブレントフォード戦(◯2-0)では後半にスライディングタックルを受けて負傷交代していたが、元気な様子でピッチに立った。

 そんな鎌田は後半38分、右サイドからのクロスがGKの手を弾くと、そこにすかさず詰めてシュート。惜しくも枠を外れたが、積極的に得点への意欲を見せた。さらに同40分には果敢なボール奪取からドリブルで前進し、惜しいシュート。直後、味方のシュートのこぼれ球をゴールに押し込んだ場面はオフサイドとなったが、負傷の影響はなさそうだった。

 試合はそのままタイムアップ。クリスタル・パレスはECLで2勝目を挙げた。