この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

デリバリー配達員のレクターが、自身のチャンネルで「出前館がダブルピックの割合を拡大?マクドナルドがダブル解禁の可能性も…【出前館配達員】」と題した動画を公開。動画内では、配達アプリ「出前館」が進めようとしている“ダブルピック”の対象店舗および割合拡大の動きについて、独自の見解を語った。

「出前館がダブルピックの割合を拡大しようとしているのでは、とSNSなどで話題になっている」と切り出したレクター氏。現状マクドナルドではダブルピックが解禁されていないが、「マックも含めて対象を広げれば、ダブルピックの割合は一気に増える」「ただ、個人的にはあまり好きではない」と自身の立場を明かした。

出前館が公式に公開した資料を参照しつつ、「ダブルピックの導入で配達効率や1時間あたりの報酬はアップしているとあるけど、7000万円の報酬削減という記載とは矛盾も感じる」と、資料の信憑性にも疑念を呈した。そして今後の展望として「ダブルピック対象店舗を拡大して割合を増やす、とハッキリ書かれていた」とし、「対象店舗の拡大は、おそらくマクドナルドでは」と注目ポイントを伝えた。

一方で現場体験に基づく課題も多いとし、「マクドナルドは調理待ちが長くなりがちで、ピークタイムは20分、30分待つことも。当たり前のように大量注文もある」「大量になると2件目の料理が配達バッグに入らずサポートに連絡、それだけで遅れてしまう危険性が高い」とリアルな問題点にも触れた。

また、出前館がダブルピックを拡大する上での課題として5点を整理。「受けキャンが30秒以内でしかできない」「2件目の料理名が表示されず、量がつかみにくい」「解体(ダブルの分割)がアプリ上でできず、サポート対応が必須」「お寿司案件など神経を使う配達が混ぜられて報酬単価は上がるがリスクも増す」「目的地が大きく離れているケースがあり、特に自転車配達だと厳しい」と列挙し、「システム不備や現場負担が増え、サポートへの問い合わせもパンクしそう」と苦言を呈した。

他社デリバリーの事例も紹介し、「Uber Eatsやロケットナウはアプリ上で自由に解体でき、配達員の負担が格段に軽い。出前館も見習うべき」「現状、サポート経由でしか解体できず10分以上かかる場合もあり、警告メールが届くリスクも」と、自らの経験を語った。

動画のラストでは「出前館が本当にダブルピックの割合を増やした場合、配達員のみならずシステム全体に混乱が広がる可能性がある」「逆に軽貨物の配達員なら量の心配がないためポジティブに捉える声もあるだろうが、マクドナルド解禁となれば、誰でも厳しい場面はある」と両論併記。「みなさんはダブル拡大についてどう思いますか?」と視聴者に意見を呼びかけ、動画を締めくくった。

チャンネル情報

Uber Eats、出前館などフードデリバリー配達員を行う傍ら、YouTubeで配達員の情報発信をしています。ブログ「ウバ活日和」運営 → https://ue-bicycle.info/