【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活基盤 ②「イチとマチ」 常設化されたイチがマチへと発展 いろいろなムラに住む人たちが、一定の時間、一定の場所に集まって売買を行う制度が「イチ」です。古代のイチは、神を祀る場所や時期に合わせて開かれたと考えられています。そのため、イチは単なる商業的な交換の場ではなく、祭祀や聖域と深く結びついていました。 イチが立つ場所は、ムラとムラの間や、川のほとりな