世界初の「16歳未満のSNS利用を禁止する法律」が成立したオーストラリアで、当局が複数企業に対して、禁止対象となるプラットフォームに該当しているかどうか自己評価を行うよう要請したことがわかりました。

Social media age restrictions | eSafety Commissioner

https://www.esafety.gov.au/about-us/industry-regulation/social-media-age-restrictions

Australia asks GitHub if it's a dangerous social network • The Register

https://www.theregister.com/2025/09/25/australia_social_media_ban_github/

オーストラリアでは2024年11月に、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が成立しました。

世界初の「16歳未満のSNS利用を禁止する法律」がオーストラリアで成立、X・TikTokInstagramなどが対象でYouTubeは除外 - GIGAZINE



法律に基づいて、通信大臣が定めた基準で除外されない限り、以下の3つの条件を満たすプラットフォームは2025年12月10日以降、16歳未満のオーストラリア人がアカウント作成・保持することを防ぐための合理的な措置を講じることが求められます。

1:サービスの唯一の目的または重要な目的が、2人以上の利用者同士のオンラインでのソーシャルな交流を可能にすることである。

2:サービスが、利用者と他の利用者の一部または全体との交流を可能にするものであること。

3:サービスが利用者に対し、サービス上にコンテンツを投稿させることを可能にするものであること。

具体的なサービス名が指定されているわけではないものの、規制を担当するオーストラリアのサイバー安全規制機関・eSafety委員会はX(旧Twitter)、YouTube、TikTokInstagramFacebook、Snapcatなどに適用される可能性が高いと述べています。

その上で、eSafety委員会は複数のプラットフォーマーに対して、自らが「子どもを危険にさらすSNS」に該当するかの確認を要請しています。eSafety委員会が確認を求めた企業・団体は以下の通り。

・Meta(FacebookInstagramWhatsApp)

・Snap(Snapchat)

TikTok

・YouTube

・X

・Roblox

・Pinterest

・Discord

・Lego Play

・Reddit

・Kick

・GitHub

・HubApp

・Match

Steam

・Twitch

なお、ニュースサイトのThe Registerは、GitHubはソーシャルな交流を目的にしていないので対象外ではないかという見方を示しつつも、子どもにとって有害・不快なコンテンツをホストすることや、開発者同士がお互いにコメントすることは可能だと指摘。また、ログインしなくてもサービスを利用することは可能なので、未成年を有害・不快なコンテンツから遠ざけることはできないという点も指摘しています。