絆と情熱でバトンをつないだウルトラマンたちの “成人式” ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス〜平成climax〜
ここでは13日(土)に開催された、「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス〜平成climax〜」の模様をレポートする。
「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス〜平成climax〜」は、『ウルトラマンネクサス』、『ウルトラマンマックス』の20周年を記念したイベント。キャスト・スタッフのトークと、ウルトラヒーローが活躍するステージショーで構成されていた。
イベントには『ウルトラマンネクサス』から孤門一輝役の川久保拓司、姫矢准役の桐島優介、千樹憐役の内山眞人、西条凪役の佐藤康恵、『ウルトラマンマックス』からトウマ・カイト役の青山草太、コイシカワ・ミズキ役の長谷部瞳、ヒジカタ・シゲル役の宍戸開、ショーン・ホワイト役のショーン・ニコルス、両作にプロデューサーとして携わった渋谷浩康、『ネクサス』では監督、『マックス』ではプロデューサー・監督・シリーズ構成を務めた八木毅が登壇した。
◆絆を受け継いでいく戦い、ふたたび 『ネクサス』スペシャルショー◆
開幕早々にウルトラマンネクサスに変身したデュナミスト(適能者)――孤門一輝、姫矢准、千樹憐、西条凪が登場。『ネクサス』本編で描かれたウルトラマンと闇の魔人たちとの戦いの軌跡が、物語を彩った主題歌や劇伴とともにステージ上で再演され、盛り上がりはいきなり最高潮へ!
人から人へとウルトラマンの光が受け継がれていくことが、『ネクサス』の最大の特徴。ショーでも姫矢から憐、憐から凪、そして凪から孤門へとエボルトラスターが手渡されていき、その姿にファンは時に歓声を送り、時に固唾を飲んで見守っていた。
ショーの最後にはふたたび4人のデュナミストが集結。孤門の言葉によって、デュナミストたちの夢の共演は幕を閉じた。
◆一丸となって立ち向かった日々 『ネクサス』トークショー◆
トークパートでは、まずショーパートにも出演した川久保拓司、桐島優介、内山眞人、佐藤康恵と、イベントのMCを務めるショーン・ニコルスが登壇。一時期は芸能活動を休止し、久々に『ネクサス』のイベントに出演した桐島が「ウルトラの光に導かれ、21年ぶりにここに帰ってきました」と話すと、客席からは「おかえり!」と歓声が上がっていた。
デュナミストを演じた俳優4人が撮影後に集まったのは、今回は初めて。川久保は「20年の時を経て、こうやって集まることができたというのはすごく感動ですし、それをここにいる皆さんと一緒に過ごせるのも本当に嬉しいですね!」と感慨を語った。
続いて、『ネクサス』にスタッフとして参加していた渋谷浩康、八木毅が登壇。渋谷は『ネクサス』の裏コンセプトとして駅伝をイメージしていたと話し、「もし自分の先に人が待ち受けていなかったとしても、自分が今どこを走っているのかわからなかったとしても、ランナーは走ると思うんです。そういった想いをヒーローに託して伝えたかった」と、制作当時に込めた想いを語った。
川久保は「撮影したという感覚ではなくて、一丸となって立ち向かっていったという気持ちでした」と、当時の心境についてコメント。それに内山も共感し、「憐のように独りよがりで戦っている部分があった僕のことを、川久保くんやスタッフの皆さんが必死になってつなぎ止めてくれて。そういう意味で本当に ”絆” だったなって」と語った。
川久保がスタッフ・キャストの先頭に立って、困難な制作状況の中でも作品のコンセプトを最後まで貫いた渋谷を称賛すると、桐島も「渋谷さんからは(番組が)終わってからも絶やさずご連絡をいただいたり、『ネクサス』関連のことをいろいろ教えてくださったり、ザ・絆だなと感じる方」と感謝を伝えた。
八木は自身が監督した『ネクサス』第17・18話、第30・31話について、デュナミストによる作風の違いに『ネクサス』ならではの面白さを感じたと話し、第30話のバーベキューシーンは「内山くんが(撮影現場に)入ったばかりだから、楽しく撮ろうと思っていた」、「太田(愛・脚本)さんもすごい気に入ってくれた」と振り返った。
キャストにも先の展開が知らされていなかったようで、佐藤は「本当に『西条凪を生きているな』という感じがしましたし、毎回台本を開けるドキドキ感がありました」と語り、内山も「台本を開くたびに『あっ、まだ生きてる!』と思っていた自分はいました」と明かして、会場の笑いを誘った。
川久保の「絆……ネクサス!」のセリフとともに、キャスト4人が一斉に変身ポーズを披露すると、ウルトラマンネクサス アンファンス、ジュネッス、ジュネッスブルーの3形態と、ウルトラマンノアが揃い踏み! キャスト・スタッフ、そしてヒーローたちが集結し、『ネクサス』パートを締めくくった。
(C)円谷プロ
◆『ネクサス』『マックス』キャスト集結!◆
ステージが暗転すると、『マックス』のナレーターを務めた佐野史郎の呼び込みによって、『マックス』に出演した青山草太、長谷部瞳、宍戸開、ショーン、ウルトラマンマックスが登壇。『ネクサス』『マックス』のキャスト・スタッフが並び立つ場面では、川久保と青山が抱擁を交わす一幕も。
以前から青山と親交があった川久保は、『ネクサス』『マックス』のキャストが並び立ったことへの興奮と喜びを語り、青山も「『ネクサス』からバトンを受け継ぎ、『メビウス』にバトンを渡し、そしていま『オメガ』まで、皆さんとウルトラマンの絆がずっと続いています。このあと70年、100年といい未来が掴めるように、皆さんと一緒にウルトラマンを応援していけたらなと思います!」と話した。
青山の言葉を受けたショーンが、「今日から ”サムライマン” にしましょう!」と、劇中のカイトのあだ名 ”サムライボーイ” に掛けたコメントをすると、青山は「ただの侍じゃん!」とツッコミを入れて、息の合ったコンビネーションを見せていた。
◆あのレジェンドもサプライズ登場! 『マックス』トークショー◆
『ネクサス』キャストが降壇し、トークショーは『マックス』パートへ。長谷部は今回の20周年記念イベントを成人式に例えて、「盛大な二人の成人式を一緒に盛り上げていきましょう!」と観客に呼びかけた。
八木は『マックス』のテーマである原点回帰について、シリーズ初期作の魅力をこれまでの平成ウルトラマンと異なるアプローチで分析・制作することだったと述懐。「原点の『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』はとても斬新だったんです。当時の最先端の作品だから、『マックス』は最先端を目指して、監督や脚本家も日本で一番優秀だと思う人をお招きした」と語った。
第13話からプロデューサーとして参加した渋谷は、「自分も『ネクサス』という作品をブラさないように作った経験があったので、八木監督の『マックス』をブラさないように」と、当時の想いを明かした。
トークパートの最中、シークレットゲストとしてヨシナガ・ユカリ役の桜井浩子が当時の役衣装で登壇。客席からは驚きの声と拍手が上がった。
DASHに関しては細かい設定が決まっておらず、宍戸を中心に作り上げていったと話した青山。宍戸も、「細かいリアクションとかをチームワークとして決めるのは、隊長役として僕の役目だなと思っていた」と振り返った。
『ウルトラマン』にフジ・アキコ役で出演していた桜井は、DASHメンバーの話を受けて「君たちのほうはまだ土台ができてやっているから」とコメント。『ウルトラマン』時代の苦労を語り、観客の笑いを誘った。
そんな桜井との共演したときの心境を、長谷部は「 ”ヒロインとはなにか” というのを、毎日の撮影の中でフジ隊員(桜井)から盗もうという気持ちで挑んでいた」と明かした。
ファンからの質問に答えるコーナーでは、三池崇史監督が手がけた第15・16話の話題に。両話は同時に撮影されたそうで、青山は「みんな重い話(第15話)から明るくなったとき(第16話)の発散がすごかった」と振り返り、会場は笑いの渦に包まれた。
フォトセッションで青山、長谷部、ショーン、宍戸は、DASHの隊員Tシャツに着替えて登場。4人が背中に描かれたDASHのマークを見せると、客席からひと際大きな拍手が巻き起こった。
◆仲間と一緒に未来を掴み取れ! 『マックス』スペシャルショー◆
トークショーが終わると、ステージは怪しげな雰囲気に包まれてメトロン星人が出現! ステージに現れたマックスからマックススパークを受け取った青山が変身し、マックスと怪獣たちの戦いが幕を開ける。
ミズキ、ショーン、ヒジカタの援護や、ウルトラマンゼノン、ウルトラマンエックス、ウルトラマンリブットの救援によって、次々と怪獣たちを撃退していくマックス。最後は会場の「マックス!」という声援を受けて、勝利を掴んだ。
戦いを終えたマックスからの観客への感謝、再会を約束する言葉によって、ショーは幕を閉じた。
◆永遠に続いていくウルトラマンの絆◆
イベントのラストでは、ふたたび『ネクサス』『マックス』のキャストが登壇。『ウルトラマンメビウス』のHDリマスター化・Blu-ray BOXの発売と、『ウルトラマンネクサス』のBlu-ray化プロジェクト始動が発表された。さらに、キャラクターデザイナーの丸山浩が描き下ろした、「ウルトラマンマックス コンプリート・ブルーレイBOX」封入特典のイラストも公開され、会場は興奮に包まれた。
佐藤は「作品のカラーも世界観も違う中、でもウルトラマンはやっぱり ”絆” なんです。絆こそ光です」と語り、同じ時間を共有したファンへの感謝を伝えた。子どもの頃からウルトラマンシリーズが好きだったという宍戸は、「ウルトラマンよ、永遠に!」という言葉でイベントを締めくくった。
(C)円谷プロ
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