【薬剤師が解説】突然のつらい腹痛に使える市販薬 9選
腹痛を市販薬で対処する前に
腹痛といっても短時間で治るものもあれば長期で痛みに苦しんでいる方もいるでしょう。日常生活に支障をきたすほどのものであれば体への負担を軽減するためにも市販薬の服用を検討することをおすすめします。
腹痛に効果のある市販薬の選び方
ただの腹痛といっても原因によって効く成分は異なります。成分を間違えてしまうと副作用を起こしたり、重大な疾患を見逃してしまう可能性があります。こちらでは5種類の原因別に分けて細かく市販薬の選び方を紹介します。
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便秘による腹痛には酸化マグネシウム
便が硬くなり出にくくなったため腹痛が出た場合は、酸化マグネシウムがおすすめです。便秘の原因の大半は便の水分不足です。酸化マグネシウムは腸内の浸透圧を高め水分を腸内に取り込みます。そうすることでカチコチになった便が軟らかくなり排便を促してくれます。酸化マグネシウムはクセになりにくく、老若男女使える薬です。
生理痛による腹痛に解熱鎮痛成分
生理痛による腹痛はロキソプロフェンやアセトアミノフェンといった解熱鎮痛成分を使うといいでしょう。これらの成分は痛みの原因に直接アプローチし症状を緩和してくれます。ロキソプロフェンは胃粘膜にも作用し胃荒れを起こすのがデメリットです。それに比べてアセトアミノフェンは胃に作用しないので体が未熟な子どもに使えます。
食べ過ぎ・飲み過ぎにはファモチジン
食事をすると胃酸が出ます。暴飲暴食をすると胃酸が沢山出すぎてしまい胃を荒らしてしまいます。市販薬に使われていて胃酸を抑える成分はファモチジンです。胃がキリキリする、口の中がすっぱいという方にはファモチジンが適しています。食べ過ぎや飲み過ぎで胃もたれを起こす方には胃粘膜を保護するテプレノンもおすすめです。
食あたりによる腹痛には整腸剤
食あたりの原因は主に細菌やウィルスです。それらが悪さして腹痛や下痢を起こします。本来なら抗生物質を服用するのが最もですが、市販薬に抗生物質はありません。ただし対症療法として解決できるものはあります。それはビフィズス菌などの整腸剤です。腸内環境を整えることで下痢を改善します。
冷えやストレスによる腹痛には漢方薬
冷えやストレスによる腹痛には漢方薬がおすすめです。漢方薬は様々な生薬が含まれているため総合的に症状を和らげます。体力がない方や冷えやすい方など体質に合わせられるのも薬を選ぶポイントになります。
