この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

「AIを相談相手にすることの、今後の発展の可能性」と題する動画に登場したのは、脳科学者の茂木健一郎氏。茂木氏は、チャットボット型の大規模言語モデルが若い世代を中心に「カウンセリングのように、友達として“自分のことを相談する”存在」として定着しつつある現状について語り、「これから非常に重要な応用分野になっていく」と、その社会的意義の高さに言及した。

茂木氏は、人間同士の相談がもつ“有機的な欠点”について、「友達に相談したつもりが、いつの間にか友達自身の話になってしまう」「人間特有のバイアスが“友達味”としてにじみ出てしまう」と解説。また、「人間はコンテクストレイヤーを忘れやすく、たくさん話したのに一般論に逃げてしまう」など、相談相手であっても主観や記憶の限界が影響すると指摘した。

一方でAIについて「大規模言語モデルは統計的な平均値で回答でき、巨人の肩に乗っているようなもの」「あらゆるガードレールが施されているため、相談者を傷つける心配や不要な決めつけも少ない」と、その客観性・安全性を強調。「インプットされた全てを文脈ごと覚えていられるAIは、かなり優れた相談相手になれる可能性が高い」とAIならではの強みを挙げた。

ただし、「プライバシーや個人情報の活用に関する慎重な配慮は不可欠」と強調。AIによる相談に“副作用”が生まれることもすでに報告されており、「AIとやり取りしていることで、かえってバランスを崩してしまう場合もあり得る」とし、その安全性確保やアライメント研究の重要性を説いた。

動画の最後には「AIを相談相手とする取り組みは、これから研究的にもビジネス的にもますます発展していくだろう」と締めくくった茂木氏。人間とAI、それぞれの特性と危うさに言及しながらも、チャットカウンセラーAIの社会的可能性を力強く示した。

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