この記事をまとめると

■建設機械のリースやレンタルを手がける企業のひとつがAKTIOだ

■マイクロバスを改造したオフィスカーも用意

■10人乗りとすることで普通免許での運転も可能

建設機械のリースやレンタルを手がけるAKTIO

 クレーン車やユンボ(パワーショベル)などの建設機械や仮設事務所など、建設現場で使われる機械や道具は、建設会社が所有して使っているのが基本だ。しかし、過酷な仕事の現場であるから安全を考えて一定期間で入れ替えるためにリースを利用している建設会社も多い。

 リース会社は建設機械などをリースして、リースアップ後には整備して海外に輸出して売却する、というところまでをビジネスにしている。新興国などでは、日本の建設機械の中古は品質もよく、長もちすると好評らしい。

 そんな建設機械のリースやレンタルを手がける企業のひとつが、AKTIO。とくにレンタルでは国内最大手だ。建設機械のレンタルは、建設機械の入れ替え時や故障時など、短期間だけ利用したい建設会社に重宝されているようだ。

 そんなAKTIOでは建設機械だけでなく、トラックやライトバンなどの車両、さらにはプレハブ事務所や土木の道具など、建設現場で使われるほとんどの道具や用品までレンタル品として用意されている。

 事務所についてはプレハブやコンテナなどのほか、キャンピングカーを改造したオフィスカーも用意されている。オフグリッドカーと呼ぶ、ソーラーパネルと蓄電装置を組み合わせた独立して電力を供給できる車両は、電源がない現場でも冷暖房やTV、インターネットなどを利用できる仕様もある。

マイクロバス型のオフィスカーが登場

 そんなオフィスカーの新作が、トヨタ・コースターをベースにしたマイクロバス型のオフィスカーだ。キャンピングカーベースと比べると、室内空間の広さはいうまでもない。キャンピングカーは少人数で居住するための空間なので、大人数で休憩や会議をするには向いていない面もある。そこでAKTIOは、マイクロバスの長いボディを利用したオフィスカーを開発したのである。

 これだけの空間があれば、10人程度が集まって会議もできるし休憩もできる。少人数なら長ソファで仮眠を取ることもできそうだ。小さいながらもギャレー(簡易キッチン)もあり、トイレもラップトップを置くスペースがある。

 建設現場の事務所や休憩所として利用するほか、イベントなどでも利用できるだろうし、災害時には小規模な一次避難所としても活用できる。そこまで考えてAKTIOは、このオフィスカーを開発した。

 ルーフにはソーラーパネルが敷き詰めてあり、フロアの下にはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを格納しているオフグリッドカーであるだけでなく、外部に給電もできる。車内にはスマホを充電できるように充電器もビルトインされていた。

 逆に電源があるような会場では、電力消費の大きいエアコンなどを外部の電力でも駆動できるようになっているなど、これまでのオフグリッドカーの経験を活かして、さまざまな工夫が盛り込まれている。

 そして、定員を10名とすることで、普通免許で運転できる仕様としている。若年社員のAT限定普通免許でも運転できる配慮もさすがである。