台湾と日本、離島の小学校がオンライン交流 相互理解深める

東莒小の鄭恵琴指導主任によると、両校は2023年に開催された芸術イベント、馬祖ビエンナーレ(馬祖国際芸術島)に、男木小の児童とアーティストの高橋匡太さんがコラボレーション作品を出品したことがきっかけで交流を開始。昨年9月には東莒小の劉碧雲校長らが男木小を訪問した他、同年末にははがきを送り合う交流に取り組んだという。
劉校長は、東莒島は寒くなったが男木島の子供たちと触れ合うことができ、(心が)温かく感じるとあいさつ。鄭主任は、普段子供たちは外国の友人と知り合うことが難しいとした上で、手紙のやりとりやオンライン交流会を通じて外国の友人と知り合い、日本や世界に興味を持ってもらいたいと強調。現在ははがき交流の常態化に取り組んでいるとし、海を越えた両校の友情を長く続けたいと語った。
(潘欣彤/編集:齊藤啓介)