原宿駅徒歩4分、日当たり良好で「賃料0円」? 東急不動産の技術を尽くした「新築物件」のヒミツ

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2024年3月21日(木)、東急不動産が、読売新聞の朝刊に「入居者募集中」の物件広告を掲載しました。「原宿駅徒歩4分」「新築未入居」「日当たり、風通し、眺望良好」といった魅力的な情報が列挙されています。

さらには「敷地面積856平方メートル」という広大な物件でありながら「敷金・礼金ともに0カ月」、そして驚くべきことに「賃料0円」との記載も。


応募が殺到し、一瞬で埋まりそうな物件。しかし、入居に関しては1つだけ条件がありました。それは「鳥類のみ」。人間は入居できないようなのです。

実はこちらの物件広告、東急不動産が新たに始動した「いきもの東急不動産」プロジェクトの一環として作成したものです。コンセプトは「人類以外のいきもののよりよい住まいづくり」。

東京・渋谷を中心に、10年以上にわたって都心の生物多様性保全に取り組んできた東急不動産が、不動産会社としての知見と生物多様性保全の知見を生かし、いきもののことだけを考えた住まいづくりに挑戦するプロジェクトです。


広域渋谷圏での「エコロジカル・ネットワーク」を形成

渋谷駅から半径2.5kmのエリアを指す広域渋谷圏は、明治神宮や代々木公園、赤坂御所などの大規模緑地に囲まれており、都心でも稀有な自然と共存するエリアとなっています。

東急不動産ではかねてより、この広域渋谷圏での事業拠点において積極的な都市緑化を進めていました。周辺の緑をつなぎ、そこに住むいきものたちの中継拠点としての役割を担うことで、広域渋谷圏でのエコロジカル・ネットワークの形成に取り組んでいるのです。

東急プラザ表参道原宿など、ビルの屋上を「生き物の止まり木として中継拠点とする」を目標に生物多様性を推進

特に地域への影響が大きい大規模物件の開発時には、計画段階で周辺の生態系調査を実施し、そこに生息する鳥類や昆虫類に配慮した植栽で緑化するなど、地域の生物多様性の保全を進めています。

こうしたエコロジカル・ネットワーク形成の取り組みの1つとなっているのが、2012年に神宮前交差点で開業した「東急プラザ表参道原宿」の6階に設置されている屋上庭園、通称「おもはらの森」です。

おもはらの森

生物多様性の保全に向けていきもののニーズに合わせた環境づくりを行い、野鳥が水を飲んだり水浴びをしたりするための「バードバス」を設置。また、近隣の神宮前小学校の協力を得て、同小学校の児童たちに鳥の巣箱を作ってもらって設置しました。

こうした努力によって鳥やチョウが立ち寄りやすくなり、クスノキにはアオスジアゲハが飛来し、巣箱にはシジュウカラが営巣するようになったそうです。

昨年以前のシジュウカラの様子

また、いきもののニーズに合わせた環境づくりを行うだけでなく、ビアガーデンやサステナブルをテーマにしたマルシェを開催するなど、新たな魅力で利用者に楽しんでもらえる工夫もしています。

こうした取り組みが評価され、鳥を始めとする身近ないきものに適した生息環境を増やし、人といきものが共に暮らせる場所を認定する、日本鳥類保護連盟主催の「バードピア」にも登録されました。

シジュウカラのニーズに合わせたこだわりの物件

今回の新聞広告で入居者を募集しているのは、そんな「おもはらの森」に新しく設置された「シジュウカラの邸宅」です。

一階と二階でスペースを分けられる
メゾネットタイプのお部屋

設置の様子

間取りはもっとも住みやすいスタンダードな「ワンルームタイプ」、曲線が特徴的でおしゃれな「楕円ワンルームタイプ」、1階と2階でスペースを分けられる「メゾネットタイプ」の3種類があり、巣穴のサイズは1ミリ単位で調整。木材の種類も、シジュウカラのニーズをもとに細部にまでこだわってつくられています。

ニーズ分析、設計&施工、設置までプロが担当

住宅設計プロセスのナレッジをもとに設計

野鳥の専門家である東京都市大学の北村准教授の監修のもと、東急不動産の住宅事業部担当者の住宅設計プロセスのナレッジをもとに設計されたこれらの住戸は、シジュウカラの営巣タイミングに合わせ、2月中旬より「おもはらの森」に設置されて入居者を募集。いきもの不動産のWEBサイトでは、より詳しい間取りを閲覧することができます。

もっとも住みやすいスタンダードで
ワンルームタイプのお部屋

「いきもの東急不動産プロジェクト」を推進する東急不動産では、このプロジェクトについて次のように語っています。

「東急プラザ表参道原宿で12年間取り組んできた緑化・生態調査は、代々木公園や明治神宮など周辺の緑地と生き物・緑を繋ぐ取り組みです。今回もその一環として、鳥のために真剣に考えた巣箱を制作しました。これからの不動産会社に必要なのは、人だけでなく、他のいきもののことも考えること。いきものと環境にやさしいまちづくりを目指していきます」

都心のビルを、野鳥の止まり木にできないか。人間の快適さが中心になりがちな都会で、その隣に様々ないきものが暮らしていることを忘れないこと。人だけではなく、鳥や昆虫たちにとってもいい不動産会社になる。それが、東急不動産が今、掲げている目標です。

・シジュウカラの邸宅 プロジェクト/東急不動産

[PR企画 東急不動産 × ライブドアニュース]