蔡英文総統(2018年、エスワティニ)

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(台北中央社)総統府は25日、蔡英文(さいえいぶん)総統がアフリカ南部のエスワティニで9月6日に行われる独立55周年記念式典に出席すると発表した。両国の友好を祝い、持続可能な協力関係の促進を図りたいとしている。

中華民国(台湾)はエスワティニ独立当初から外交関係がある。総統府の林聿禅(りんいつぜん)報道官はこの日の記者会見で、蔡氏は同国国王のムスワティ3世の招きを受けて訪問するとし、協力関係を改めて強化する他、現地の公衆衛生や女性の地位向上などの協力プロジェクトの実施状況を実際に確認すると説明。同5日に専用機で台湾を出発し、同8日に戻るとした。

滞在中はムスワティ3世との会談や協力文書に調印し、アフリカ南部に暮らす華僑らとも交流を図る予定。南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長も同行し、エスワティニの首都・ムババーネと姉妹都市の締結を促し、教育協力や青年交流の深化を図るとしている。

林氏はエスワティニについて、アフリカにおける台湾の揺るぎない同盟国だと強調。長期にわたり国際的な場で台湾のために声を上げ、台湾の国際機関への意義ある参加を強く支持しているとし、インフラ建設や公衆衛生、医療、教育、情報通信、農業、食料安全保障などの重要な分野で密接な協力関係を築いていると語った。

また今後も両国は手を携えながら、共助と互恵の基礎の上に各分野での協力関係が持続的に発展し、双方の人々に公共の利益を創出することを望むと述べた。

(頼于榛/編集:齊藤啓介)