原発性アメーバ性髄膜脳炎 台湾で12年ぶりに死者 屋内プールで感染か
同署によれば、女性は先月26日に頭痛や肩・首の硬直を感じ、後に発熱や悪寒、首の痛み、ひきつけなどの症状も現れたため医療機関を受診。病状の進行は早く、今月1日に死亡した。女性に最近の海外渡航歴はない。発症前には屋内プール施設を訪れていたという。
同署によれば、フォーラーネグレリアは「脳を食べるアメーバ」とも呼ばれる。温暖な環境を好み、温かい淡水や温泉などに存在する。天然水域で活動する際、アメーバが鼻から脳に侵入することがある。潜伏期間は約1〜7日で、発症後は急速に症状が進行する。初期は頭痛や発熱、吐き気、嘔吐などの症状が現れ、後に首の硬直やひきつけ、意識の変化、せん妄、昏睡などの脳炎の症状が起きる。発症後の致死率は約99%に上るという。
同署は、夏はフォーラーネグレリアが発生しやすい時期だとし、水遊びや温泉を楽しむ際には鼻に水が入らないように注意するよう呼びかけている。
(曽以寧/編集:名切千絵)

