蔡総統、ベリーズ議会で演説 友好関係を強調 台湾

写真拡大

(ベリーズシティ中央社)ベリーズを訪問中の蔡英文(さいえいぶん)総統は3日、ベリーズ国民議会で演説し、「台湾とベリーズの友好関係は空洞の約束や指導者の一時的な政治的考え方の下に築かれているのではない」と強調した。

蔡総統はブリセニョ首相との首脳会談後、国民議会で演説を行った。到着後にはブリセニョ氏や野党党首に出迎えられた。

演説では、ベリーズが国連や世界保健機関(WHO)、国際民間航空機関(ICAO)など国際機関への台湾の参加を支持し、昨年5月には台湾の国際機関参加を支持する決議が国民議会で全会一致で採択されたことに言及。台湾の民主主義を支持する決議が議会で数日前に採択されたことにも触れ、ベリーズ政府や国会議員に感謝した。

また、台湾はすでにベリーズの水産業の開発に乗り出しているとし、200万米ドル(約2億5600万円)のベリーズ産ロブスターを輸入する覚書を両国企業が結んだことや、政府がベリーズの水産物の輸入加速のため、手続きの簡便化に向けて努力していることを紹介した。

外交関係については、いくつかの国家が台湾とベリーズ両国の友情を壊そうとしているものの、共通の価値観やさらに繁栄した平和的な未来のため、両国は緊密につながっていると述べ、民主主義国家が助け合って目標を実現できることを証明すべく、引き続き共に努力していく姿勢を示した。

演説終了後、蔡総統はブリセニョ氏から、台湾との関係の固い支持を象徴する「2023年版台湾の民主主義を支持する動議」を手渡された。

(温貴香/編集:名切千絵)