ルーキーイヤーで優勝を果たした尾関彩美悠 堂々のシード入りとなった(撮影:鈴木祥)

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“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は尾関彩美悠(あみゆ)。
尾関彩美悠がドレスに着替えたらこうなる【写真】
岡山県倉敷市出身の19歳は、渋野日向子などを輩出した岡山県作陽高校出身。日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームにも所属し、高校3年時の21年には「日本女子アマ」を制するなど輝かしい成績を残した。その実力通り、同年11月の最終プロテストでは佐藤心結、川崎春花らを抑えてトップ合格を果たしている。
QTランキング58位から始まった今季の序盤は苦戦が続いたが、5月の「リゾートトラスト レディス」で5位タイ。主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を通過して出場権を手にした「宮里藍サントリーレディス」では、3日目を終えて2位タイと好位置につけた。
自身初の最終日最終組入り。『同期のなかで一番最初に(レギュラーツアーで)優勝したい?』という質問に対して、「それは一番思います」と言葉を強めていた尾関だったが、最終結果はスコアを落として8位タイ。優勝カップを掲げることはできなかった。
そんななか、女子プロNo.1を決める9月の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で、同期の川崎がひと足先に優勝。舞台は尾関がプロテストトップ合格を叶えた城陽カントリー倶楽部(京都府)ということもあり、「悔しかった」。自他ともに認める負けず嫌いは、これをきっかけに奮起する。
次は自分の番。そういわんばかりに翌週の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で2日目に単独首位に立ち、自身2度目の最終日最終組入りを決めると、圧巻のバーディ締めで逃げ切り。川崎との“ルーキー連勝”で、ツアー初優勝を飾った。
プレーから離れると、あどけない笑顔とゆったりした口調が特徴の、ほんわか癒し系。“あみゆ”と読む名前は「(両親が)あまりない名前を付けたかったみたいで」と、その由来は『あざやかに、美しく、悠々と』。その名前の通り、あざやかにルーキーイヤーを彩った。

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