「アライメントを合わせやすい」 蝉川泰果はパターの“色だけ”ブラックにチェンジ
今季アマチュアとして2勝を挙げ、30人しか出られないエリートフィールドに初めて参戦する蝉川泰果。今週はツアー通算7勝の佐伯三貴がコーチとして帯同している。その練習風景を見ていると、パターの色がシルバーからブラックに換わっていた。
蝉川泰果のブラックとシルバーのパターを比較【写真】
地元開催の「マイナビABCチャンピオンシップ」から、プロゴルファーとしてツアーに参戦して5週目、前週の「カシオワールドオープン」をスキップして今大会に臨む。毎週試合が続くことに関しては「難しいなと感じています。練習の仕方が雑になっていた部分もあったので、すごく気づけた5週間だったかなと思います」とプロ生活に慣れている段階だ。マイナビABC−以来となる佐伯の直接レッスンを受けて、「ほぼほぼ1から100まで教えてもらった。自分のこれからのゴルフ人生において必要なこととか、これができるようになればもっともっと高いレベルで戦えるというのを知れた」と話す。
練習グリーンでは、佐伯にキャップのつばを押さえてもらいながらストロークし、ヘッドアップしないように矯正。さらに、蝉川の右の背中を佐伯が押さえるドリルについては、「フォロースルーでしっかり押せてないときは手でさばいちゃうので、右の背中を使う感覚を養ったほうがいいということで、押さえてもらっていました」と、ストロークの基本をしっかり見直した。
蝉川は今年挙げた2勝のときはピンの削り出しパター『PLDミルド ANSER』のシルバーを使っていたが、今週は同一素材・同一モデルで、ブラックの仕上げのものにチェンジ。ヘッドのアライメントの白い線は太く強調されている。
「試合では速いグリーンと遅いグリーンがあって、マイナビABCと三井住友VISA太平洋マスターズは速くて、フェニックスは逆に遅めだった。それでなでたり、変な癖がついてしまった。アライメントがシルバーのほうが合わなくなってきたので、それでブラックに換えたら今週ハマった。アライメントを合わせやすくするためにブラックにしました」と変更の意図を話す。
もともと蝉川はピン型で、ストロークに悩んだときはマレットを使ったりしてきたが、「マレットだと自分の感性が消えてしまう」と、あえて同じモデルの色だけが違うパターの投入に踏み切った。
今大会への意気込みを聞かれると、「週末いいかたちで迎えて、優勝を狙える位置にいるのが目標ですね」と、毎試合優勝に向かってプレーする気持ちにブレはない。「(日本シリーズに)こんなに早く出られると思ってなかったし、すごく楽しみですね」。きょうの初日は9時にトップスタート。いつものようにエンジン全開でドライバーを振りちぎっていく。(文・下村耕平)
<ゴルフ情報ALBA.Net>
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