「マトリックス」新作、エージェント・スミス役続投なし

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ヒューゴ・ウィーヴィングは、スケジュールの都合により「マトリックス」新作に出演できないという。同シリーズのエージェント・スミス役でおなじみのヒューゴだが、主演の舞台作「ザ・ヴィジット」とスケジュールが重なってしまうため、2021年公開予定のシリーズ第4弾への続投が不可能となっているようだ。

当初は出演を望んでいたというヒューゴだが、ラナ・ウォシャウスキー監督はヒューゴなしで製作を進めることに決めたという。

タイム・アウト誌とのインタビューでヒューゴはこう話している。

「残念ではあるけど、(『ザ・ヴィジット』の)オファーが先に来て、その後に『マトリックス』の話が出てきた。でもその時は日程が決定していなかったから、どちらも出来るんじゃないかと思った。8週間かけて日程調整をした。その間は、『ザ・ヴィジット』も正式に引き受けなかった。ラナ・ウォシャウスキーとも連絡を取っていたけど、結局、彼女はそのスケジュールじゃ無理だという決断に至った。だから、僕らもスケジュールを調整したんだけど、彼女は気が変わってしまったみたいで、僕ナシで進めているんだよ」

一方『ロード・オブ・ザ・リング』でも知られるヒューゴは、契約面での問題によりマーベル作「アベンジャーズ」の最後の2作品で悪役のレッドスカルから降板していた。

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でその声を担当したヒューゴだったが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」では、「ウォーキング・デッド」のロス・マーカンドがその役を演じるに至っていた。