東京五輪・パラリンピック後の解体が決まったJR原宿駅の駅舎(19日、東京都渋谷区で)

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 大正時代の洋風建築で、東京都内の木造駅舎では最も古い山手線原宿駅(東京都渋谷区)が、来年の東京五輪・パラリンピック後に解体される。

 JR東日本が19日発表した。現デザインを再現した建物を同じ場所に建て直し、商業施設の一部として活用を検討する。

 駅舎は1924年(大正13年)竣工しゅんこうの木造一部2階建て。屋根上にとがった塔が載るデザインで知られる。ただ、防火地域である駅周辺の建物に求められる耐火性能を満たしておらず、JR東は解体に向けて地元住民や区と協議を続けていた。

 新駅舎は、現駅舎隣の明治神宮側に建設中。原宿駅は五輪・パラ会場の国立代々木競技場の最寄りで、多数の乗降客で混雑するとみられる一方、現駅舎は手狭なため、解体前の来年3月21日から新駅舎で営業を始める。出入り口を一つ増やし、コンコース(大通路)も現在の約3倍に拡大。ホームも2本に増設する。