「阪尼(はんあま)」のポテンシャルがばり上がってるやん
阪神電鉄は2018年発表の長期ビジョンで、尼崎を「最重点エリア」と位置付け、尼崎市などと連携し地域活性化に取り組む。観光都市への変貌を狙う尼崎駅周辺に、地元が寄せる期待は大きい。
尼崎は商店街や工場地帯の町で知られるが、同駅南西部に400年近い歴史を持つ11の寺院が集積する「寺町」も存在する。この地区に目を向け、阪神電鉄と尼崎信用金庫、市民が連携し、地域活性化のワークショップや空き家活用に取り組む「てらまちプロジェクト」も、17年4月から展開中だ。狙いを「参加者同士が地元と関わりを持ち、尼崎に住み続けたいと思ってもらえれば」(浅野副部長)と強調する。
19年3月、日本語と英語、中国語、韓国語の4カ国語対応の自動車内放送設備が、尼崎駅にも停車する「阪神なんば線」の乗り入れ車両に導入された。なんば線は奈良を結ぶ近畿日本鉄道の車両も相互乗り入れする。城効果も踏まえ、尼崎駅周辺で訪日外国人も取り込めるか注視される。
【概要】阪神本線・阪神なんば線の駅。1日の平均乗降者数は約5万2000人(17年11月時点)。梅田、神戸三宮、甲子園の駅に次いで4番目に多い。
