人食いバクテリアに免疫攻撃が効かない理由、阪大が解明
研究グループは、レンサ球菌への免疫反応が起きるとき、免疫細胞の表面に発現するたんぱく質「ミンクル(Mincle)」が、レンサ球菌を生み出す脂質「モノグルコシルジアシルグリセロール(MGDG)」を認識し免疫反応が活性化することを突き止めた。
一方、レンサ球菌はMGDGを元にして、ミンクルの働きを阻害する脂質「ジグルコシルジアシルグリセロール(DGDG)」を生み出していた。重症化したレンサ球菌にはDGDGが多く含まれ、同脂質を大量に生み出し免疫の攻撃を回避しているとわかった。
研究成果は米科学誌「米国科学アカデミー紀要」に23日掲載された。

