フランスが4-2とクロアチアに勝利し、20年ぶり2度目のW杯優勝を飾った【写真:Getty Images】

写真拡大

ロシアW杯決勝フランス対クロアチア戦は「幸運と不運が行き交う名勝負」に

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝が現地時間15日にモスクワで行われ、フランスが4-2とクロアチアに勝利し、20年ぶり2度目のW杯優勝を飾った。

 両軍合わせて6ゴールの打ち合いとなった一戦では様々な出来事が起きており、海外メディアも「神演出」と驚愕の様子で伝えている。

「フランスとクロアチアのW杯決勝戦は神演出」と伝えたのは、韓国メディア「OSEN」だ。「幸運と不運が行き交う名勝負だった」と総括している。

 試合は前半18分、FWアントワーヌ・グリーズマンのFKがクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの頭に当たってコースが変わり、オウンゴールでフランスが先制。だがクロアチアも同28分に反撃に出ると、MFイバン・ペリシッチが華麗なトラップから左足を振り抜き、圧巻の一撃で1-1の同点に追いついた。ところが同35分にフランスがCKを得ると、同点弾を決めたペリシッチが手でクリアする形となり、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の結果、PKと判定。これをグリーズマンが決めて、2-1とフランスのリードで前半を折り返した。

 後半7分過ぎにはクロアチアがボールをキープしている際にスタンドから複数の男が乱入。試合が中断するアクシデントが発生し、会場は一時騒然とした。そんななか同14分、MFポール・ポグバの絶妙なスルーパスにFWキリアン・ムバッペが抜け出し、中央でグリーズマンがつないで最後はポグバが鮮やかに流し込んだ。同20分には、ゴール正面約20メートルの位置でボールを受けたムバッペが右足を一閃。これがゴール左に突き刺さり、4-1とリードを広げた。

大勢が決したかに思われたがドラマは続く 「悲運のオウンゴールの主人公が…」

 大勢が決したかに思われたが、ドラマは終わらない。クロアチアは同24分、オウンゴールのマンジュキッチがフランスGKウーゴ・ロリスへのバックパスに猛然とプレス。ロリスは左足のアウトサイドでかわそうとするも、マンジュキッチが足でボールを引っ掛けてそのままゴール。名手ロリスがまさかの凡ミスで、記事では「悲運のオウンゴールの主人公であるマンジュキッチが挽回ゴールを決めた」と伝えている。

「神演出の名勝負の末、最後に笑ったのはフランス」と記しているとおり、試合はそのまま4-2でフランスが逃げ切って栄冠を手にしている。90分のなかで様々な出来事が起きるなど、最後まで起伏に富んだ試合展開となった。(Football ZONE web編集部)