具材をいろいろ用意しないといけないために家では簡単に作れない「ビビンバ」「タコライス」「彩りジャージャー」というメニューを短時間で調理できるのが、永谷園の「のっけごはん」です。ひき肉と野菜を炒め、具材入りソースをからめてごはんにのせるだけと、短時間で完成して野菜も肉もしっかり食べられるとのことなので、実際に作ってみました。

のっけごはん|商品ブランド|永谷園

http://www.nagatanien.co.jp/brand/nokke/

「のっけごはん」全3種類(税込み205円)を買ってきました。味は「ビビンバ」「タコライス」「彩りジャージャー」の3種で、それぞれ3人前を調理できるようになっています。



◆のっけごはん ビビンバの作り方

3種類すべて同じ大きさでパッケージは約220mm。



パッケージには「のっけごはん ビビンバ」の調理例が描かれています。ひき肉と彩り鮮やかな野菜が白いごはんの上にタップリとのっており、上から温泉たまごの黄色い黄身がトロッと流れでているのが食欲を高めます。



右端には「ひき肉と野菜をサッと炒めて!」というキャッチフレーズが書いてあり、簡単に「ビビンバ」が作れそうです。



下部には「にんじん・たけのこ・きくらげ入りソース」と、ソースにはいくつかの具材も含まれていることが示されています。



裏には「のっけごはん ビビンバ」の作り方が記載されています。まずひき肉ともやしを順番に炒め、そこにニラと「具材入りソース」を加え、全体によく混ぜ合わせてからごはんにのせれば完成。加熱時間は全部で4分間で、火加減は「強火のみ」なので本当に簡単そう。



原材料は「コチュジャン」「魚介エキス」などの調味料だけでなく、他に「にんじん」「たけのこ」「きくらげ」など具材も入っているので、自分で同じ食材と調味料を用意して同じ料理を作るよりも簡単に調理することができそうです。



できあがり時のカロリーは、「ビビンバ」の場合は3人前で916kcal。1人前だと約305kcalということになります。



調理例だけでなく、おにぎりの具やサンドイッチの具にするという食べ方もあります。



パッケージを開けると、中にはレトルトパッケージが入っており、具と合わせ調味料が入った「具入りソース」が入っています。



さっそく調理してみます。パッケージ裏の「用意するもの」に記載されてある最低限必要な食材を用意するとこんな感じ。「ごはん」の上にのせるのに必要な食材は「ひき肉」の他に「ニラ」と「もやし」で計3つのみ。



今回は最低限必要な食材と別に、パッケージの調理例に描かれていたトッピングの「温泉たまご」を用意しました。



まずは野菜を切ります。「ニラ」1束を40〜50mm幅に切ります。



もう1つ野菜、「もやし」を洗います。これで食材の下ごしらえがすべて完了。



コンロに火を点けて、フライパンに油をまわし……。



コンロの火を「強火」でひき肉を「1分間」炒めます。なお、強火でひき肉を炒めるとひき肉がフライパンに付くので注意。ひき肉を入れると同時に、フライ返しなどでひき肉を動かし続けながらひき肉を炒めます。



炒めたら、もやしを投入して「3分間」「強火」で炒めます。



3分間炒めたら「ニラ」と「具入りソース」を同時に投入。



「強火」で「1分間」よく混ぜ合わせて……



ごはんの上にのせたら、「のっけごはん ビビンバ」1皿3人前が完成。



3人前の「のっけごはん ビビンバ」は、iPhone 6と比べるこんなにも巨大。かなり食べ応えがありそうです。



パッケージ裏には「お子様でも食べやすい辛さに仕上げました。」と書いてあったで甘口の辛さを想像していたのですが、食べてみると、味は甘いだけでなく、コチュジャンで甘さとひき肉のうま味を引き立てるピリッと辛味がある「ビビンバ」が完成していて意外でした。食材に火を通す時間が短いからか、食感は「もやし」だけでなく「ニラ」もシャキシャキした歯ごたえがあり、ごはんが進みます。



今回は、パッケージの調理例に描かれていた「温泉たまご」をトッピングしてみます。



パッケージの調理例により近づきました。



温泉たまごをのせるとひき肉の茶色とニラの緑に温泉たまごのオレンジ色が加わり彩りが良くなりました。



温泉たまごと一緒に食べると、ピリッと辛かったソースにに丸みが加わって食べやすくなるので、「のっけごはん ビビンバ」のソースが辛いと思った人におすすめ。そして、辛みに強い人は食べ方にバリエーションが増えます。



「のっけごはん ビビンバ」はごはんを除くと、必要な材料が「ニラ」「もやし」「ひき肉」の3つだけでスーパーなどで250gの「ひき肉」を用意したら材料の計量が必要ありません。必要な食材は「ニラ」は1束ちょうど、「もやし」は200gなのでちょうど1袋。そして、材料の加工はニラを40〜50mmに切るだけなので、「のっけごはん」シリーズを初めて作るなら「のっけごはん ビビンバ」が1番簡単です。

◆のっけごはん タコライスの作り方

次に、「のっけごはん タコライス」を作ってみます。タコライスとは、沖縄料理の1種です。「のっけごはん タコライス」はごはんの上に生の「レタス」、その上にトマトベースで唐辛子などのスパイスを効かせたひき肉の「チリソース」がのっています。



パッケージは上から赤いトマトとチリソース、緑色の「レタス」、そして白い「ごはん」で彩り鮮やかな「タコライス」が調理例として描かれています。



下部には具材の「トマト」「赤ピーマン」そして、スーパーなどではあまり見かけない「赤インゲン豆」が含まれていることが示されています。



作り方は、まずひき肉を強火で1分間、玉ねぎと加えて3分間炒め、最後に「具入りソース」を加えて30秒間全体に良く混ぜ合わせた後、ごはんに盛り付けるというもの。「のっけごはん ビビンバ」の作り方と比べると、ひき肉を1分間炒めるのは同じですが、野菜を炒める時間が1分間長く3分間。そして「具入りソース」を入れてからの時間が30秒間短いですが、全体の調理時間が短いので気にならなそう。



原材料は1番目に「トマト・ジュースづけ」3番目に「トマトペースト」が記載されており、トマトがふんだんに使われている模様。他に「赤インゲン」「チリパウダー」「ニンニク」「クミン」とメキシコ料理のチリソースらしい食材が並びます。



カロリーは3人前で855kcalなので1人前だと285kacl。



さっそく調理してみます。パッケージ裏の「用意するもの」に記載されてある最低限必要な食材を用意するとこんな感じ。「ひき肉」の他に「玉ねぎ」と「レタスの葉3枚(90g)」で計3つ。



今回は最低限必要な食材と別に、パッケージの調理例に描かれていたトッピングの「トマト」と「チーズ」を用意しました。



まずは「レタス」を小さくちぎります。



次に、「タマネギ」1個をみじん切りにします。



トッピングのトマトもみじん切りにしておきましょう。



コンロを点火する前に。お皿にごはんをよそい、上にレタスをのせておきます。



次に油とともに「ひき肉」を「強火」で「1分間」炒めます。こびりつかないように混ぜ続けてください。



1分間炒めたら、「玉ねぎ」を投入。「強火」で「3分間」炒めます。



3分間炒めたら、「具入りソース」を加え、「強火」で「30秒間」全体に良く混ぜ合わせます。



混ぜ合わせるとひき肉が鮮やかなオレンジ色がかった赤色になり、ファーストフードチェーンのウェンディーズのような、チリソース独特のスパイスが効いた香りが漂い、食欲が増してきました。





レタスをのせたごはんに盛って「のっけごはん タコライス」1皿3人前が完成。



早速、食べてみます。ピリッと唐辛子の辛みが効いていますが、トマトのうま味とタマネギの甘み、そしてスパイスの香りでもう1口とスプーンが進みます。ごはんに合いますが、調理例にあるホットドックとも相性が良さそう。



そして、パッケージに描かれている調理例のトッピング通り刻んだトマトとチーズをトッピングしてみました。



1皿3人前のサイズは138.1mmのiPhone 6と比べるこんな感じ。





トッピングしたトマトとチーズと一緒に食べてみます。トッピングなしと比べると、チーズでコクが加わり、生のトマトで後味にさわやかさが加わり、こっちの方がオススメ。食べた中には「トマトなしは考えられない」と言う編集部員も。



家で「タコライス」に使うチリソースやチリビーンズを作ろうとすると「赤インゲン」や「クミン」などが余ってしまいますが、「のっけごはん タコライス」はその心配がなく、そして調味料の計量が必要ないので気軽に「タコライス」そしてチリソースが作れます。

◆のっけごはん 彩りジャージャーの作り方

最後は「のっけごはん 彩りジャージャー」を作ってみます。「彩りジャージャー」とはパッケージによると、
2種類の味噌をベースにショウガ・ごま油の風味をきかせたソースです。たけのこ・しいたけ・赤ピーマン入りでごはんに合う味わいに仕上げました。


とのこと。彩りは中華料理のチンジャオロース、味はジャージャー麺の肉みそに近そう。



パッケージには「ピーマン」「にんじん」「ひき肉」などで彩り鮮やかな「彩りジャージャー」の調理例が描かれています。



下部には「たけのこ・しいたけ・赤ピーマン入りソース」と記載しており、食感が良さそうです。



作り方はまず、ひき肉を強火で1分間炒め、野菜を入れて強火で3分間、そして「具入りソース」を加えて強火のまま30秒間混ぜ合わせてから、ごはんに盛り付けます。



原材料は「米みそ」「砂糖」そして、「糖類混合品(水あめ、砂糖、醤油、ぶどう糖果糖液糖)」と記載されており、甘めな味付けになっていそうです。野菜には「たけのこ」と「赤ピーマン」が含まれており、こちらも中華料理のチンジャオロースを連想させます。



摂取カロリーは3人前で869kcalなので、1人前だと289kcal。



調理例として中華麺にのせたり、サンドイッチの具にすることもできます。



さっそく調理してみます。パッケージ裏の「用意するもの」に記載されてある最低限必要な食材を用意するとこんな感じ。必要な食材は「ひき肉」の他に「ピーマン」と「にんじん」。なお、にんじんは1本ではなく半分のみ使います。



そして、パッケージに描かれている調理例のトッピングにある「ゆでたまご」を用意しました。



さっそく調理してみます。まずは「にんじん」と「ピーマン」を角切りにします。





次に油とともにひき肉を「強火」で「1分間」炒めます。



1分間たったら、切っておいたにんじんとピーマンを加えて「3分間」炒めます。



野菜を炒めたら、「具入りソース」を投入して「強火」で「30秒間」混ぜ合わせます。



最後にごはんに盛り付けて完成。



iPhone 6と比べるこんな感じ。





パッケージの調理例に描かれていた「ゆでたまご」もトッピングしてみました。



白いごはん、オレンジ色のにんじん、緑色と赤色のピーマン、そして味噌で色づいたひき肉の彩りで食欲が増します。



味噌の甘い香りとごま油のこうばしい香りが漂います。



食べると、味噌の甘みとひき肉のうま味が合わさり、そしてシャキシャキとした角切りの野菜で飽きがきません。



全部で3種を一気に作って編集部で食べ比べをしてみると、3種類のうち1種類の人気が偏るという事がなく、それぞれ味や食感に個性があり、晩ごはん時前という事もあってか、3皿計9人前がすぐになくなってしまいました。



「のっけごはん」シリーズは「具入りソース」1袋で3人前という分量なので、1人暮らしだと多めの量になりそうですが、短時間で作れるので、ガッツリ食べたい場合に良さそう。そして、調理道具は火元はフライパン1つ、食器はワンプレートなので、洗い物が多くならないのもうれしいところです。永谷園の「のっけごはん」シリーズは各(税込み205円)「ビビンバ」「タコライス」「彩りジャージャー」の全3種類が全国のスーパーで販売されています。なお、Amazonだと3人前×5個セットが1026円です。

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