意志の強そうな眉と鋭い眼差し、官能的な唇と野性的な雰囲気。1986年、フランス映画界に彗星のごとく現れた女優ベアトリス・ダルのデビュー作でもあり、代表作でもある『ベティ・ブルー愛と激情の日々』(86)。演技とは思えないゾルグ役のジャン=ユーグ・アングラードの腰つきとダルの大胆なあえぎ声で幕を開ける物語は、うだつの上がらない日々を送っていた作家志望の中年男ゾルグと、彼の前に嵐のように現れた運命の女ベティの