「使途の議論がいささか分捕り合戦的に先行している。どう割り振るかという議論は本末転倒」――。福田康夫首相は、16日の「道路特定財源に関する関係閣僚会議」で、利権争いを繰り広げる閣僚や官僚を牽制する言葉を口にせざるを得なかった。一般財源化という方針を打ち出した道路特定財源を巡って、厚顔無恥としか言いようのない獲得合戦が始まってしまったからである。そもそも、この混乱の原因が、首相自身の指導力の乏