筆者が最近読んだ安倍龍太郎の『ふたりの祖国』と船橋洋一著『戦後敗戦』には、米イェール大学教授だった朝河貫一が登場する。朝河は日露戦争後の1909年、国際協調に背を向け、満州進出を図る日本に警鐘を鳴らした人物として知られる。前編記事『日露戦争後の1909年に発表された『日本之禍機』に再注目…今よみがえる米イェール大教授・朝河貫一の「警告」』より続く。筆者の抱える恐れそして作家・安倍もジャーナリスト・船橋氏も