ベルギーを代表する法医学医のフィリップ・ボクソさんは、これまで6000体を超える検案、4000体以上の司法解剖を執刀してきました。そのなかには<一見すると不可解な死>もあるそうで……。そこで今回は、フィリップさんの著書『死体は語りだす:法医学医が読み解く「死者からのメッセージ」』から一部を抜粋し、実際に起きたミステリアスな事件をご紹介します。倒れていた男性は「死体」のはずだった。周囲には蛆虫、返事もない。