トヨタ・2000GT トヨタ2000GTのステアリングを握る幸運に恵まれたのは、90年代半ばだった。試乗させてもらったのは、67年式。すでに30年近く経っていたが、自宅のなかに駐車スペースをつくるほどのオーナーと幸せに暮らす程度極上の1台である。ビニールレザーのシートに収まると、コクピットは、思いのほかコンパクトだった。それもそのはず、ボディ全長は、いまの86(ハチロク)より短い。1