ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)の敷地内で撮影され、Instagramに投稿されたある画像が、物議を醸している。

問題となっているのは、インスタグラム上に投稿された、黒を基調としたコンセプトの服装を着た5人の女性が、USJ内で集合写真を撮ったもの。写真を見ると、5人のうち、2人の服の露出が激しく、肩やお腹、太ももなどがあらわになっていて、下着を思わせるものであった。

この画像がSNS上で拡散されると《僕は別にあれぐらいいいと思うんだけどなぁ〜……》という声も見られる一方で、連日USJには家族づれを含む多くの人々が訪れていることから《普通に小さい子供もおるんやから場所わきまえて仮装して欲しい》《写真のことしか考えてないコスプレや下着のような露出当たり前にマナー違反でしょ》など批判的な声が多数あがった。

こういった意見に関して投稿した本人は、「写真を撮る瞬間以外はずっとパーカーとかカーディガン着て前も閉めていました」と釈明している。

現在、多くの客が仮装して訪れる期間限定のイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を開催中のUSJ。実際、公式ホームページにはパーク内での仮装について《公序良俗に反する服装、および公然わいせつ罪などの法律に抵触する服装(パークにふさわしくない過度な露出、刺青など)》はお断りしますと明記されている。

そこで本誌はユニバーサル・スタジオ・ジャパンを経営する合同会社ユー・エス・ジェーの広報室に取材。SNS上で話題となっている過度に露出した服装に対する見解を聞くと、次のような回答が得られた。

「(今回問題となっている件については)認知しています。服装についてはパークとして看過しているわけではなく、認められない格好であります。当然、今回の格好でパークのエントランスに来られましたら、『なにか羽織っていただけませんか』とお願いするところですよね。(今回)パークに入ってから中で着替えて、撮影をされて、それをあげられたとしたら、非常に残念なことです」

非日常を楽しむことができるテーマパークであっても、最低限の節度は守る必要があるのではないかーー。