重慶市で20階建てビル爆破・・・完成後10年余りの商業地区を、再び再開発
爆破スイッチが押されたのは午後1時20分。爆薬1.1トンを使った。爆破の効果を確認するために、事前に柱1本を使って「試験爆破」を行ったという。14日の爆破では、予定通り建物を西側に向けて「コンパクト」に倒壊させることに成功した。
同地区の再開発により、利用できるスペースは再開発前の5倍になるという。
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◆解説◆
中国では「寿命が異常に短い建築物」の多いことが問題になっている。都市計画の変更で、取り壊されるケースの多いことが原因だ。都市計画がそもそも杜撰(ずさん)であったり、新任の共産党トップ(委員会書記)や行政の責任者が、自らの「業績」を誇示するために、それまでの計画を「白紙撤回」することが多いためとされる。
中国メディアは時おり、上記問題を取り上げ批判するが、重慶市で進められている再開発について、「完成後わずか十数年の高層ビルが次々に撤去」という事態に至るまでの経緯を追跡する記事は、今のところ見当たらない。
中国では深刻な大気汚染が常態化しているが、建築工事現場も大気中の微粒子の大きな発生源とされている。そのため、短い周期でのビル建て替えも批判の対象になっている。(編集担当:如月隼人)(写真はCNSPHOTO提供)
