2位ナポリとは勝ち点9差、チャンピオンズリーグではベスト8進出、代表に選出された選手は8名。だが、リーグ独走よりも、ユヴェントスはアントニオ・コンテ監督の“脱出”の可能性が騒がれている。敵とする者たちの騒ぎ(やボローニャ戦後の喜び方への攻撃)に苛立つ同監督は、イタリアから出て行きたいと話した。そこで、ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)が、サポーターたちを安心させようと動いている。『Radio1』の番組「Radio Anch'io Sport」で、同GMはこう語った。

「コンテのそれは少しだけオーバーだったが、許容されるべき自由だった。我々のファンに向けて喜んだものであり、相手への敬意は欠いていない。その前には、スタンドの観客たちから何度も侮辱されていた。サッカーは感動を呼び起こすもので、それを抑えようとするのは間違いだ」

「彼はイタリアを出て行きたがっている? 試合前と試合中に起きたことが原因で、とても本能的に言ったことだよ。彼が素晴らしい指揮官なのは確かで、私は彼の残留を願っている。やるべき道のりはまだ永井からだ。ユヴェントスは素晴らしいクラブであり、欧州のベスト8に戻った。監督というものが、一つのクラブに生涯とどまれるものではないことは、私も分かっている。ユーヴェでの勝利に飽きたら、彼なりの考えをするだろう。今後数年は我々と一緒にいる。それは確かだ」

「我々は偉大なクラブを再びつくったことを誇りに思っている。リーグ戦ではうまくいっているね。でも、まだ9試合残っている。だから、十分に謙虚になる必要があるよ。まだ乗り越えるべきステップはあるんだ。CLに関しては、エリートの部類に復帰したことをすごく誇りに思っている。少しだけ運にも恵まれるように願おうじゃないか」

「(ズラタン・)イブラヒモビッチがカンピオーネだという(パヴェル・)ネドヴェドの発言は、技術的な評価だった。私も同意だ。違うのは、彼がユヴェントスにふさわしい選手と考えることだよ。彼にまつわる基準は我々のそれと異なる。だから、彼はユヴェントスに合う選手ではない」

「(マウロ・)イカルディ? 若手について話すときは、慎重に、忍耐強くなる必要がある。彼は今年のリーグ戦で最も興味深い若手だが、素晴らしい選手だと考える前に、まず待つ必要がある。彼は継続性を身につけなければいけない。どのチームも欲しがるようなストライカーだけどね」

「(ニコラ・)アネルカ? 彼はフリーで加入した。(ニクラス・)ベントナーが離脱していたから、我々は穴を埋めるつもりだったんだ。ケガ人が出た場合は攻撃陣を強化する、とね。大きな取引だったよ。彼のサラリーを受けるのだから。だが、偶然の状況によるものでもあった」