尖閣諸島で中国関係者「軍と行政が共同で測量・地図作成を実施」
中国の国家基礎地理信息中心(基礎地理情報センター)の李志剛主任は14日、「今年(2013年)は海島(岩礁)の測量作業における地理情報を公開する。同作業は国家測絵地理情報局が先頭に立ち、軍の測量部門と共同して実施する」と述べた。中国新聞社が報じた。
李主任によると、海島(岩礁)の測量における第1期作業では2000分の1の地図1841枚、5000分の1を299枚、1万分の1を188枚を作成する。人工衛星および航空機からの撮影にもとづく地図で、基本的にはほぼ完成したという。関連情報は6月ごろ公表するという。
ただし、第1期作業分は(大陸の)海岸線から100キロメートル以内の島に限られ、釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)は海岸から300キロメートル以上あるので、第1期作業分には含まれていない。第2期作業分では「すべての中国領の島と岩礁」を扱うことになるという。ただし、第2期作業の実施時期は「将来」と説明した。
李主任は、スカボロー礁(中国語名は中沙諸島黄岩島)で2012年に中国とフィリピンの間で対立が激化した背景にも「地理情報が不足していたからだ」との考えを示し、海島(岩礁)の測量は、「海洋における権益維持において、非常に基礎的な仕事だ」と説明した。
尖閣諸島などについては「一部国家がわが国の島を占拠している場合、上陸して測量したり、周辺海域について測量することは、ある程度の難しさを伴う」と説明した。(編集担当:如月隼人)
