さて、手続きが終了して、実際PCで操作。もらったUBSを接続すると、自動的にブラウザが立ち上がる。常に使う設定にしていないIEが飛び出した。後で試してみると、Firefoxではいろいろと不具合が出る。とことんIEにしか対応していないところが、中国らしい。

 いろいろとセキュリティ認証が要求される。がちがちに防御しようとするところも中国らしい。認証設定手続きを進めていくと、「お使いのPCには関連するソフトウェアが入っていません」という表示が出るので、ペンディング。

 早速、預金残高を見る。当たり前だが、正常に表示された。明細を開いてみると、2年近く前からさかのぼってお金の出入りが見られる。こちらではクレジットカードではなく、キャッシュカードで支払いをすることも多いから、ほぼ毎日のように出金されており、明細は大変な行数になる。

 前から気になっていた定期預金。報道でも年利3%以上となっており、経済成長・インフレ社会を象徴していた。動かしていないお金は定期に回した方が良いに決まっている。ただ、窓口でその手続きをするのが面倒だったので、今までやってこなかった。

 オンラインバンキングなら一瞬でできた。定期預金のタブをクリック、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年などなど。3ヶ月でも年利3%の利息。3年以降は年利5%となる。日本では考えられない利息だが、それ以上にインフレが激しく、この程度での利息では魅力がないため、多くのお金が銀行から流出、合法・違法含めた民間貸与などに流れている。

 お試しもあって、最短の3ヶ月で設定。設定すると、3ヶ月後に受け取れる利息を表示してくれる。それで、「提交」(申請・送信)。「交易成功」の表示が出る。

 通常の定期預金以外にも期限が来たら利息だけを受け取るものやそのほかなど20種類ほどの商品がある。

 何度かログインを繰り返したら、「IDとして口座番号ではなく、ユーザー名を使用できます」というのが出てきた。中国人は数字を覚えるのが滅茶苦茶得意(得意じゃない人を見たことない)で、ケータイ番号も一回見れば記憶する。19ケタもあるこちらの口座番号を頭で覚えておくという芸当は私にはとてもできないので、ここでユーザー名を設定した。

 メーンバンクの工商銀行は、オンラインでできることが非常に豊富。投信や為替などの理財商品も、いずれ試してみよう。(編集担当:有田直矢 サーチナ総合研究所(上海サーチナ))